Sweet Lesson2

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「玉ちゃんどうしたの？」




「Aさん送った後、駅で課長と先輩に会って
二次会参加させられちゃって、2日酔いです」





「ええっ大丈夫？ 無理はしないでね」






「はい」







課長どんだけ玉ちゃんに飲ませたのよ






って思いながら仕事に取りかかった







ちょくちょく玉ちゃんの指導もしながらの仕事だからあんまり進まずに午前中が終わってしまった







「まゆ〜」






「A顔死んでるよ笑」






「やっぱり指導係って大変かも…」






「でも玉ちゃん理解早いって言ってなかった？」





「そうなんだけど、やっぱり自分の仕事があんまり進まなくてさぁ」






「そりゃそうでしょ、でもいい経験だと思うよ」






「うん…頑張らないとね、任されたんだから！」






「頑張れ、A！でもさ、私Aが疲れてるの指導係だけが原因じゃないと思うんだけど」






「えっ！ どゆこと？」






「だからー北山さん！最近会えてないんでしょ」






「あー…うん、少なくとも今週いっぱいは会えないかな」






「そっかぁー、連絡とかないの？」





「んー…あっ！でも昨日不在着信きてた！」





「えっ！じゃあ電話しなよ！」





「でも忙しいかなぁって」





「なに言ってんの、いつでも電話していいって言われたんじゃないの？」





「うん、言われたよ？」





「じゃあするべきだよ！こういうのは積極的いかないとダメなの」





「うん…分かった！まゆありがとう」





「またなんかあったら相談乗るからなんでも話してね」





「うん！」




まゆに背中を押してもらって

家に帰ったらひろに電話することにした







ーーーーーーー


「はいっ！おっけー、玉ちゃん今日は体調悪そうだしもう帰っていいよ」





書類のチェックを終えて玉ちゃんにそう言った






「すみません、お言葉に甘えて帰ります」




いつもの元気な玉ちゃんとはまるで別人で心配になったから





「大丈夫？送ってこうか？」





って言うと






「女の人に送ってもらうとかそんなダサいことさせれません」





ってきっぱり。






「分かった、じゃあ気をつけてね。」






「はいっ」






いつもより元気のない後ろ姿を見送った








玉ちゃんが帰った後少しだけ残って

仕事を片付けた

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