Sweet Lesson2

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案内が終わって




玉森くんが営業の人たちに挨拶に行ってる間




さっきの会話を思い出してた






『佐藤さんのことかわいいなぁって思ってたんです』





っ///




きっとお世辞、からかってるだけ…




そう自分に言い聞かせた




それにしても近くで見るとほんとに綺麗な顔立ちしてたなぁ




透き通るような白い肌に

綺麗に通った鼻筋

ぱっちりな目と長い睫毛




って変態か、





でもまさに ザ、王子って感じ…





ふにゃっと笑った時の顔が癒されそう




女性の先輩たちから可愛がられるな、あれは




1人でそんなことを考えてると




「Aさん！営業部への挨拶終わりました！」




玉森くんが戻ってきた





「よし、じゃあさっそく書類作りしてもらおうかな」





「分かりました！」





そしてだいたいの手順を玉森くんに教えてさっそく実践してもらい、私も自分の仕事に取り掛かった




ーーーーーーーー


「ふぅー」




ひとつ大きな仕事が片付いてひと段落して携帯を見るとひろからラインが






ひろ黄色とピンクと水色どれが好き?






え、なにこれ笑





でもきっとなんか意味があるんだろなぁって思って






Aピンクかな





って返した






返信して携帯をしまおうとすると





玉森くんが横にいるのに気づいた





「あっ玉森くん！どうしたの？」





「書類一応できたんでチェックしてもらおうかなぁーって」





「あ！分かったよ、チェックしとくね」





って書類を玉森くんの手から受け取ろうとすると




「え」




書類をものすごい力で掴んで私に渡そうとしない玉森くん





「…？」





なにがしたいのかよくわからないでいると






「彼氏さんですか？」





って急に玉森くんが言った





「え？」






「今のラインの相手、」






「ん？あー、違うよ！私彼氏いないから」




そしたらぱぁって玉森くんの顔が明るくなった






「そうなんですか！なんか意外…」







「ふふ笑 そう？」






「はい、じゃあ書類チェックお願いします！」





ふにゃって笑ってさっきまで掴んでた書類を机の上において戻っていった

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