Sweet Lesson2

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店に入ると





「いらっしゃーい！…あれ？」





ひろと前に来た時と同じおじさんがいて

私を見て、ん？って顔してる






「こんばんは、お久しぶりです！」







私のこと覚えてくれてるかなぁって思いながらそう言うと







「やっぱり前に宏光と一緒に来た姉ちゃんだよな！久しぶり！」






「美味しかったのでまた食べに来ちゃいました！」





それを聞いておじさんが嬉しそうに笑った






でも急に私の後ろをじっと見て






「今日は宏光とじゃないんだな、もしかして彼氏？」






「いいえっ違いますよー」







「またまた〜笑 まぁゆっくりしてってよ」






「はい！ありがとうございます」





おじさんにぺこっとお辞儀をして席についた








席に着くとすぐにニカが






「なになに？Aこの店の常連なの？」





って前のめりになって聞いてきた






「違うよ笑 前に1回ここの常連さんに連れてきてもらってその人があのおじさんと仲良いから私も顔覚えてもらったの」






「んー、その常連さんって男？さっきひろみつって聞こえたけど」







「うん！今通ってるジムのインストラクターさんだよ」





「えっ、ジム行ってんの！？なんかちょっと痩せたなぁとは思ったけど」






「1ヶ月前ぐらいから行き始めたんだけど、痩せたと思う！？」







「うん、なんか顔がシュッとした」






「ほんと！良かった〜、でねそこのジムすっごく良くて、インストラクターさんもすごく面白い人で、北山さんっていう人なんだけど、





「えっ、きたやまさん！？じゃあその人きたやまひろみつって言うの！？」





「…え、うんそうだけどもしかしてニカ知り合い？」






「知ってるも何も俺の中高の先輩だよ！
学年はかぶらなかったから学校でのつながりはなかったけど、ミツが俺の弟のサッカーチームのコーチやっててそれで仲良くなった！」






「コーチやってたの！？」





確かにひろサッカーやってたって言ってた気がするけど…





「うん、ミツが大学生のときかな。っていうかミツとかめっちゃ懐かしいんだけど、久しぶりにご飯でも行きたいわ」







「北山さんにニカのこと言ってみよっか？」

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