Sweet Lesson2

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その目に吸い込まれそうで



なんだか見てられなくて




思わず目を逸らした






「あ、照れた？笑」






っていたずらな顔して聞いてくる太ちゃんに







「照れてませんっ//！」






そう言って全力で返す私








「Aちゃんってじーっと目見つめられんの弱いよね」







「あー…、そうかもしれないです！」







「ふーん、じゃあこれからどんどん見つめよーっと」







「なっ！やめて下さい！」







「ははっ笑 冗談だよ」






「もー、怒りますよ。」






「だっていちいち反応が可愛いからからかいたくなっちゃってさ」








反応が可愛い…？


面白いの間違いでしょ笑







「まぁーよく言われます、反応が面白いって」







「すぐなんでも信じちゃいそう。あ、あと絶対嘘つけないタイプでしょ」







「嘘はつけないですっ！すぐ顔に出ちゃうので」







「やっぱり。でも素直なとこがAちゃんの良さだと俺は思うよ」






太ちゃんからさらっと褒められて

心臓がドキってした







「ふふ笑、ありがとうございますっ！」







「どういしまして笑 」








そんなやりとりをしてると


あっという間に駅に着いた








「よし、じゃあまたね。気をつけてね」







「はいっ！お疲れ様でしたー」







太ちゃんの後ろ姿が見えなくなるまでぶんぶん手を振ってると






急にこっちに振り返った






びっくりして固まってると






私の顔が面白かったのか






とびきりの笑顔をみせて





口パクでばいばいって言って





また歩き出した太ちゃん







なにあれ…



いやあれにときめかない女の子いないでしょ






なんて思いながら



心臓の音がうるさくなって



しばらく落ち着かなかった

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