Sweet Lesson2

41 ページ1

あっ！私の携帯だ



「すみません！電話でてきます」



ひろにぺこっとお辞儀して画面をみると藤ヶ谷さんからだった



「もしもし！」



「急にごめんね、日曜のことだけど俺が佐藤さんの家まで迎えに行くね」




「えっいいんですか！」




「うん、全然いいよ」




「じゃあお願いします！」




「10時に佐藤さん家に迎えに行くね、あとでラインで位置情報送っといて」




「分かりました！じゃあ明日」




「うん、明日」



藤ヶ谷さんが迎えに来てくれるなら



はやめに準備しないといけないなぁ



って思いながらリビングに戻った





「電話終わりましたよー」



って言いながらリビングに行くと



ソファで寝てるひろ



えっ！さっきまで起きてたよね！？



よく見てみるといつもより幼い寝顔が



うわ、めっちゃ肌きれい 羨ましい…



唇もぷるぷるだし、何よりまつげが長い…



しばらくじーっと見てると



ぱちってひろの目が開いた



びっくりして後ろにのけぞった



「起きてたの？？」



「うん、あんな短時間じゃさすがの俺でも寝れないわ」



「びっくりした…」



「めっちゃ見てくるから、俺襲われんのかと思った笑 」



「そんなわけ！」



「ふはは笑 冗談だわ笑」



「からかわないでよ…」



「ごめんごめん笑 あっ そーいえばさ俺デザート買って来たんだよね」



「えっ！ほんと！」



「うん、手ぶらじゃさすがに申し訳ないからさ」



「そんな気使わなくても私から誘ったんだし…」



「俺が買ってきたかったからいーの、じゃあせっかくだし食べよっか」



そう言って白い箱から取り出したのは



チーズケーキだった

42→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す