転生したら推しの飼い猫とかハードルが高すぎる【stpr】

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夢主side

「君の目は綺麗な黄色だね。僕の色！！」

そう言って微笑むるぅとくんはとても綺麗だった。僕の色！って可愛すぎか。


もしかして来世でも推しが笑っていたらいいなとか言ったから私猫になったんだろうか。それとも猫のことを助けたから？？？
取り敢えず最高なので今はこの状況を楽しんでおくことにする。

そんなことを考えている間にるぅとくんは何かを思いついたらしく。呟いた。

「なーくんは猫飼ってるし、ころちゃんもさとみくんも莉犬もペット飼ってるよね…僕もこの子飼おうかな…」

まじですか。今このかた私を飼うって言いましたか……。なにそれ幸せ。

「よし！決めた！！僕この子のこと飼う！！これからよろしくね！えーと名前は…」

どうしよう私推し様に飼われてしまうらしい。でもるぅとくんが喜んでくれるならそれでいいんだ…私の心臓は多分もう少しは頑張れる。だってほらよく言うじゃん？猫には九つの魂があるとか。

「名前は、そうだ！Aにしよう！よろしくねA」

奇跡が起きました。前世の名前と今世の名前が一緒になりました。これで間違えないしわかりやすいね！！

推し様に名前を呼ばれたよ！A、Level up！


「じゃあ、A？僕猫飼うのに必要なのとか買ってくるから一人で待ってれる？」

大丈夫です！私のことは気にしないで！って意味を込めて「みゃー！」と鳴いておく。

「大丈夫っぽい？うーん、でもやっぱ一人にしておくと不安だな…あ！そうだ！ころちゃんのこと呼ぼう！まっててね今ころちゃんにrainするから」

情報過多。ころちゃんが来る？？ころんくん登場ですか？
というかrainとはなんでしょうか…もしかして前世の緑色のアイコンのあのトークアプリだったりする？？ということはつまりここは前とは違う世界線？パラレルワールドとかそういうのでしょうか…

「今から僕のお家に来て！っと。これでよし」

本当に来ちゃうのね…

なんかもう色々とやばすぎて感覚が麻痺し始めたかもしれない今日この頃。

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