転生したら推しの飼い猫とかハードルが高すぎる【stpr】

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夢主side

こちらA。只今、るぅとくんに掴まれて洗面所に運ばれています。心臓が持ちそうにない為応援部隊を派遣してください。繰り返します…

開きなおろう。るぅとくんの家はものすごく綺麗だった。いい香りがした。現場からは以上です。

洗面所につき桶的な何かに入れられ暖かいお湯が私の体を濡らす。とても暖かいです。有難うございます…

そのままされるがままになっていた。とても気持ちいい。

「あれ？」

るぅとくんがそんな声を出しワシャワシャと洗っていたその手を止めた。

何か気に触ることを私してしまったのだろうか…！

「なーくんが猫ちゃん洗おうとすると嫌がられて大変…って言ってたけど君は嫌がらないんだね。いい子！」

まってください。今私のことをいい子って言いましたか！！！！叫んだ。

「みゃー！！！」

「お返事もしてくれるの？本当にいい子だね〜」

またしても違う風に捉えられてます…でも推しが喜ぶならそれでいい…とりあえず幸せです…

そろそろ私の語彙力も消えかけている頃洗い終わったらしくぼふっとタオルが頭に乗る。
わしゃわしゃわしゃー！と拭かれて水気も取れた頃…

「うわぁ、とっても綺麗。ほら見てごらん？」

そのまままた持ち上げられ鏡に映る自分を見つめる。


そこには雪のように真っ白で輝く黄色の双眸のとても綺麗な猫がうつっていた。

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