17 恐怖。 ページ19
《チェン・A》
あのあと、ユンギはメンバーが待っているからと言って帰っていった。
あれからだいぶ時間が経って、お客さんの数が一番少ない時間帯になった。
A「ありがとうございましたー」
お客さんが出ていったあと、窓の外をみると真っ暗だった。
もうすっかり冬の季節。
日が暮れるのも早くなって、注文もホットコーヒーが増えてきた。
そろそろ閉店かな...
そう思って片付けを始めると、チリンチリンと音をたてて開いたドア。
髪の毛は金髪に染められていて、いかにも不良って感じの男性が入ってきた。
サッと見ただけでも5つ以上付いているピアスは痛々しくて少し怖かった。
A「い、いらっしゃいませ...」
出来るだけ恐怖を表情に出さないように軽く礼をして目線をあげた。
男性がズンズンと進んできて、だんだんと強ばっているのが解る自分の顔。
様子がおかしい。
彼が近づいてくるからジリジリと後ろへ下がるものの、すぐにカウンターに背をつけてしまった。
A「え、っと...ご用件は...」
男性「...」
店内には私と目の前の彼だけ。
A「あの...」
男性「今日はAちゃんが欲しいな。」
...え...?
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ゆゆみ(プロフ) - みんさん» ありがとうございます!そんなお言葉私にはもったいない...(*´艸`)これからもよろしくお願いします。頑張ります! (2018年10月21日 22時) (レス) id: d6dcc8773c (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - 私、ジンペンで……!愛読してます!この物語読んでると心がジワっとなって温かくなります←(語源力家出中) 更新される度にワクワクしながらよんでます!無理せず作者様のペースで更新頑張ってください! (2018年10月21日 21時) (レス) id: a59965d549 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆみ(プロフ) - リミさん» ありがとうございます!ずっとコメントがなかったので凄く嬉しいです!励みになりました!頑張ります! (2018年10月3日 1時) (レス) id: d6dcc8773c (このIDを非表示/違反報告)
リミ(プロフ) - 本当に面白いです!更新頑張ってください!! (2018年10月2日 21時) (レス) id: e11f392aba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆゆみ | 作成日時:2018年9月27日 0時