検索窓
今日:17 hit、昨日:16 hit、合計:39,281 hit

62日目 ページ35

探偵社がパーティをしている頃_______


中也side

中也)「あのー首領?」

先程から首領は物凄く機嫌が悪い。

エリス)「もーリンタロウ?
何ムスッとしてるのよー」

首領)「あーハハ」

エリス嬢が何を言っても上の空。

末期だろ…



中也)「どうなされたのですか?」

首領)「Aちゃんがね…」

A!?何かあったのか!?

中也)「な、何かあったのですか!?」

首領)「中也くんはAちゃんの事に
なると必死だねぇ…笑」

あ、はい。知ってます。

そんなことどうでもいいんだよ!

首領)「Aちゃんがねぇ。
今北極の氷に挟まっているのだよ」


は?コオリニハサマッテイル?


中也)「散歩って横浜じゃなかったんですか」

首領)「この前はねぇ、
太平洋の真ん中で鯨に乗っていたよ」

太平洋?太・平・洋?

鯨?九時等?

中也)「彼女は何者なのでしょうか…」

首領)「さぁねぇ…」


訳わかんねぇぜ☆←

中也)「あの…首領。
何故お呼びになったのでしょうか。」


本題までの道のり長くないか?



首領)「あー。そうだねぇ。
パーティでもするかい?」


中也)「…はい?」

パーティって言ったよな?


首領)「あー、ごめん。
困らせるつもりはなかったんだよ。」

中也)「はぁ…

首領は何故Aを首領にしようと
しているのですか?」


ずっと疑問に思ってた。
だって彼奴まだ12歳だぞ?


12歳って普通なら青春だぜ!って
叫び回っているんじゃないのか…?←


首領)「彼女の異能を知っているかい?」

中也)「勿論です。
自分の姿を思いどうりに操る異能。」


首領)「彼女が異能を使わない時は
寝ている時と、無効化された時のみ。」

ずーっと使い続けているってことか。


中也)「常に使っている…ってことですね?」

首領)「しかも、彼女はあまり寝ない。
常に異能を使用って疲れると思わないかい?」

あれ、首領も常に異能を…
あ。黙っといた方がいいやつかこれ。

中也)「Aを配慮してってことですね」

首領)「まぁあと彼女が首領なら
誰も反対しないからね。」


まぁ…そうだろうな。

彼奴は非番の日に海外の紛争の地に
行って紛争を止めてくるような奴だ。


既に日本では有名人。

中也)「そうですね。」


首領)「私は彼女の身が心配で心配で
仕方が無いのだよ!」


あれ、首領ってAのこと
溺愛してたか…?

そんな記憶ないはずだ。


Aは俺のものだから
首領にも渡さねぇぞ!!

63日目→←61日目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
60人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆーき | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年12月25日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。