62日目 ページ35
探偵社がパーティをしている頃_______
中也side
中也)「あのー首領?」
先程から首領は物凄く機嫌が悪い。
エリス)「もーリンタロウ?
何ムスッとしてるのよー」
首領)「あーハハ」
エリス嬢が何を言っても上の空。
末期だろ…
中也)「どうなされたのですか?」
首領)「Aちゃんがね…」
A!?何かあったのか!?
中也)「な、何かあったのですか!?」
首領)「中也くんはAちゃんの事に
なると必死だねぇ…笑」
あ、はい。知ってます。
そんなことどうでもいいんだよ!
首領)「Aちゃんがねぇ。
今北極の氷に挟まっているのだよ」
は?コオリニハサマッテイル?
中也)「散歩って横浜じゃなかったんですか」
首領)「この前はねぇ、
太平洋の真ん中で鯨に乗っていたよ」
太平洋?太・平・洋?
鯨?九時等?
中也)「彼女は何者なのでしょうか…」
首領)「さぁねぇ…」
訳わかんねぇぜ☆←
中也)「あの…首領。
何故お呼びになったのでしょうか。」
本題までの道のり長くないか?
首領)「あー。そうだねぇ。
パーティでもするかい?」
中也)「…はい?」
パーティって言ったよな?
首領)「あー、ごめん。
困らせるつもりはなかったんだよ。」
中也)「はぁ…
首領は何故Aを首領にしようと
しているのですか?」
ずっと疑問に思ってた。
だって彼奴まだ12歳だぞ?
12歳って普通なら青春だぜ!って
叫び回っているんじゃないのか…?←
首領)「彼女の異能を知っているかい?」
中也)「勿論です。
自分の姿を思いどうりに操る異能。」
首領)「彼女が異能を使わない時は
寝ている時と、無効化された時のみ。」
ずーっと使い続けているってことか。
中也)「常に使っている…ってことですね?」
首領)「しかも、彼女はあまり寝ない。
常に異能を使用って疲れると思わないかい?」
あれ、首領も常に異能を…
あ。黙っといた方がいいやつかこれ。
中也)「Aを配慮してってことですね」
首領)「まぁあと彼女が首領なら
誰も反対しないからね。」
まぁ…そうだろうな。
彼奴は非番の日に海外の紛争の地に
行って紛争を止めてくるような奴だ。
既に日本では有名人。
中也)「そうですね。」
首領)「私は彼女の身が心配で心配で
仕方が無いのだよ!」
あれ、首領ってAのこと
溺愛してたか…?
そんな記憶ないはずだ。
Aは俺のものだから
首領にも渡さねぇぞ!!
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作者名:ゆーき | 作者ホームページ:
作成日時:2018年12月25日 21時