バレンタインデー ページ19
中原side
「今日は何の日か知ってるかい?」
中也)「え...太宰?どうしたんだよ急に
っていうかなんでお前ここにいるんだ」
「えー私は知ってるのだよ?
今日ずっとソワソワしてること」
中也)「嗚呼!?」
も、もしやバレてたのか...!?
机の引き出し全部開けたり、
部下と話してる時チョコの話してみたり、
Aの部屋を隅々まで確認してたり...
...何処にもチョコレートは無かったけどな!
「もちろん全部知ってるよ?
机必死に見てたことも、部下とニコニコして
話してたことも、Aの部屋にいた事も」
まじかよ(´;ω;`)
中也)「はァ?何言ってんだよ手前。
つーか何しに来た」
「そんな可哀想な中也にチョコあげよーかなと」
誰が青鯖なんかのチョコを食うかよッ!
...チョコ貰えるだけマシなのか?
いや、そんなことないはずだ。
そんなことないよな...?
中也)「誰が手前なんかのチョコ食うかよ!」
ッてもう居ねぇし。
チッ、綺麗に箱に入れてやがる。
下手くそって笑ってやるか
パカッ
なんだこれ...
"ドッキリ大成功"
って型抜きされたクッキーが入ってた。
器用だな、おい。
お、手紙入ってるぞ。
ーーーーーーーーーーーーー
お兄様へ
ドッキリ大成功!
クッキー食べて元気だしてね!
Aより
ーーーーーーーーーーーーー
...Aかよあれ。
...日に日に演技うまくなってるなァ
60人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆーき | 作者ホームページ:
作成日時:2018年12月25日 21時