Story sixty. ページ11
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『図書室くるなら勉強道具持ってくれば良かった』
ﾚｵﾅ「ンなもん召喚魔法使えば持ってこれんだろ」
『そうだった。てか私部屋着のままなんですけど』
ﾚｵﾅ「ンなもん着替え魔法使えば着替えられんだろ」
『わー魔法って便利』
そう言いつつも、まだ習っていないため教えて貰い、実践してから、私たちは席に着いた。
この時やっと腕を離してもらった。
ﾚｵﾅ「適当にお勉強してろ、俺は寝る」
『あの、言ってなかったんですけど』
ﾚｵﾅ「あ？」
『今日夕方からモストロラウンジのシフト入ってるんですよ。だから、夕方にはサバナクロー寮に帰らないと…』
ﾚｵﾅ「あーあのタコ野郎の胡散臭い店か。いいぜ、行ってやるよ」
『いや来ないでください。マジで』
ﾚｵﾅ「あ？俺が行くっつってんだから行くんだよ」
『…はぁ…。言わなきゃ良かった』
ﾚｵﾅ「…そりゃご愁傷サマだ」
沈黙が続いた後、ふとおじたんの方を見ると、既に眠りについていて、シルバー先輩と同じ何かを感じた。
どうせなら勉強教えて貰いたかったけど、おじたんは寝るつもりで来ただろうから。起こしてもまた3秒で寝るんだろうな…。
というか、何で私を連れて来たのか。
ふと思い浮かんだ疑問の答えを中身の少ない脳みそで探したが、答えは一向に分からない。おじたんの寝顔を見つめて心の中でおじたんに問い掛けてもおじたんは答えない。
『…いっか、別に知らなくたって』
知ったところで私に得があるわけじゃないし、と心を入れ替えて、私がようやくマジカルペンを手に取ったとき、いまさっきまで横で寝ていたおじたんが不機嫌そうな瞳で私を見つめていることに気が付いた。
『あ、おはようございます』
ﾚｵﾅ「何がおはようだ、寝てすらいねぇよ。ずっと横でソワソワしやがって鬱陶しいったらありゃしねぇ」
そう言って大きくあくびをし、また私を見つめた。
さっきの半分くらいしか開いていない目を見ると、本当に寝ていないんだなぁ、と思った。
『それは…すみません』
ﾚｵﾅ「…分かんねぇことがあるならさっさと言え。教えてやる」
『え…？何でも？』
ﾚｵﾅ「あ？」
さっきより数倍目つきが悪い目で睨まれ、一瞬怯みながらも、さっきの答えの見つからなかった疑問をおじたんに投げかけた。
『あの、何で私を連れて来たのかなぁって、ユウくんでもいいはず…』
ﾚｵﾅ「…」
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楠(プロフ) - 更新嬉しいです、！受験大変だと思いますが頑張ってください！、応援してます (9月6日 17時) (
レス) @page15 id: b119702f9a (このIDを非表示/違反報告)
岐阜ﾀﾞｧｲﾁｭｷ - うわぁぁぁ！更新待ってます！！ (2023年4月17日 0時) (レス) @page13 id: 7fe6f6ee48 (このIDを非表示/違反報告)
カラス(プロフ) - 無理しない程度にがんばってくださいね(^^)投稿待ってまーす(*^^*) (2022年12月27日 9時) (レス) @page13 id: f369b2a01d (このIDを非表示/違反報告)
Rio - レオ監になってほしい (2022年10月8日 12時) (レス) @page12 id: 181d81e87e (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！ 無理しない程度に頑張ってください！ 投稿待ってます！(●︎´▽︎`●︎) (2022年7月17日 15時) (レス) @page12 id: 50f3e04b49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yama. | 作成日時：2021年3月3日 17時
