【銀魂】引き篭もりお嬢様、取り扱い注意。（ガラスの様に繊細です）

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A「これで満足ですか」

執事達に問うと彼等は各々頷いた

銀時「お、こんな時間か 昼飯食べるだろ、お嬢様」

言われてみればお腹が空いてきた

こんな感覚いつぶりだろう

A「そうですね」


いつ準備したのかもう昼食は出来ていた

A「美味しい」

大掃除をして疲れた為か朝より美味しく感じる

炒飯と海老チリと言う庶民的だが親しみ易い献立

銀時はきっと一般人なのだろう

銀時「んじゃ、デザートの特大プリンいきますかー」

プリンと言う単語に無意識に反応する

A「プ、プリンですか！」

目の前に今まで見たことがない程特大のプリンが置かれる

夢にまで見たバケツプリンっ！！

銀時「お嬢様の為に試行錯誤を重ねつくりましたー どうぞ食べてください」

そう言って渡されたのはカレーライスを食べる用の大きなスプーン

A「なんで、私がプリン好きだって知ってるんですか」

これは簡単に食べたら駄目だ

何か裏があるに決まっている

A「これの代償はなんですか、食事以外も外に出て来いとかそうゆう裏があるんですよね」

私の質問に笑う奴が一人

A「高杉、貴方ですね全部」

コイツなら私がプリン大好きなのも知っている

高杉「相変わらず勘が働くな、お嬢様は」

やっぱりあるのか、裏が

高杉「ちょっとした条件だ 買い物に付き合え」

買い物だと？

私に土地の外に出ろと言うのか

A「ならプリンは要りません」

この敷地の外になんか出るものか

何があっても出ないぞ、私は

高杉「ならハードルを下げてやる 庭掃除をするぞ、俺達と」

庭掃除？

それは執事が仮にもお嬢様にさせる事なのだろうか

でもそれでこのプリンを食べられるならそれでもいいか

A「庭掃除なら条件をのむよ」

そう言ってプリンを口に運んだ

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