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A「何って、カレーライスですよ」

カレーライス?

この紫だか黒だか分からねぇ色の液体が

沖田「お嬢様、料理ってした事は...」

恐る恐る問えば

A「作った事ある訳ないじゃないですか 普段はパンと牛乳しか口にしていなかったのに」

いや、それでももっとマシな色が出来るだろ

味見しなかったのかよ

A「文句があるなら食べなくていいですよ」

少し拗ねた表情で彼女は自分の分の本人曰く、カレーライスを口にした

俺も仕方なく、これの他に食い物もないので、カレーライスらしき液体を口に入れた

沖田「き、奇跡でさぁ!」

色からは想像できない程、それは美味かった

驚き、声を上げる

A「で、でしょう!?」

自慢気に言うお嬢様だが、自分でも予想外だったと彼女の顔に書いてあった

こんな、毒物のような色をしておいて絶品とは

見た目がエグい物ほど美味しいと言うのは案外間違いではないのかもしれない


「では次、行きましょう」

秘書は張り切って、次の指令を読み上げる

これからの指令で得るのは夕食の食材

どれだけ多く勝ち取るかで、夕食のメニューが決まる

「午後の部、一回目は騎馬戦です」

騎馬戦!?

A「あれって最低3人居ないと無理じゃ...」

お嬢様の言う通りだ

騎馬戦は2人が馬役になり、やっとそれなりに安定するものだ

「出来ますよ、肩車で」

肩車で騎馬戦って

やりづれぇな

「それでは会場に移動しましょう」


秘書に連れられて着いた先はプール

「水中騎馬戦です 転倒時の衝撃を和らげる為にこちらでお願いします」

水中と言う事は水着でやるのだろうか

「勿論水着です お嬢様も執事の皆さんも」

マジかよ

まぁ、今日は温かいし問題はねぇだろうけど

A「馬役は沖田君だね 私は持ち上げられなので」

そりゃあそうだろうけど

水着って良いのかよ

肌の露出が激しい上に肩車って大丈夫なのか?

「各自水着に着替え次第こちらに来てください」

お嬢様は気にしてないのか、それとも気付いてねぇのか?


A「ここの水着を用意したのって、高杉?」

着替えて来たお嬢様はピンクのリボンビキニにデニム柄のショートパンツだった

高杉「流石引き篭もり 色白でピンクが映えるじゃねぇか」

喉の奥で笑う高杉をお嬢様は睨む

だが、高杉の言う通り似合っていた

それだけじゃねぇ

平均やや上の胸にスラリと綺麗に湾曲を描く腰の括れ

日の光を反射する様な白い肌

こんなにスタイル良かったのかよ

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ここな - 頑張ってください (2017年8月28日 21時) (レス) id: 8338ffa4e9 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き! - 面白いです!更新頑張って下さい!応援しています! (2017年4月2日 18時) (レス) id: ce9256483a (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 続きが気になります!更新頑張って下さい! (2016年2月6日 11時) (レス) id: 89c865e766 (このIDを非表示/違反報告)
銀鮭上下大臣◆さっちゃん - 続きが気になる!!応援してます!! (2015年11月21日 17時) (レス) id: b0565cb4ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:昼野 蕣 | 作成日時:2015年9月2日 23時

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