検索窓
今日:10 hit、昨日:18 hit、合計:7,836 hit

☆5話 ページ25

ルカスside


自分の腕の中で眠る少女を見つめる。

"セーレちゃん、腕がケロイド状になってたんです。
セーレちゃんはその時、まだ俺達に心を開いてたわけじゃないし、嫌なことを思い出させるんじゃないかと思って、あえて本人には何も聞かなかったんですけど……"

頭に蘇る声。

セーレちゃんを迎え入れたあの日。

セーレちゃんの髪を洗っていたフェネスくんから告げられた言葉。



ル「もっと、早く対処できていれば…」

私の呟きは、誰に聞かれることもなく、夜明け前の厨房の静寂に吸い込まれていく。



何度も聞こうと思った。

傷を見せてもらおうと思った。

目を凝らすと縫合の痕すらも見える、ボロボロな彼女の体。

でも、できなかった。

セーレちゃんの、未だに私達と一線を引いているような雰囲気が、そうさせなかった。

セーレちゃん、君は、一人でなんでもこなすね。

全然、私達を頼ってくれない。

掃除も、ラムリくんがサボっているところまでやってくれる。



まるで、ここから追い出されることを、恐れるかのように。



そんなこと、しないのに。

私はゆっくり治療室まで歩を進める。

起こさないように。
妨げないように。

ねぇ、セーレちゃん。私は、私達は、君のことが大切だよ。

べリアンも、君が他の執事と馴染めていないんじゃないかと心配していた。


どうしたら、君に伝えられる?


目の前にある治療室の扉を、私は開けられない。



………

やっぱり上手く書けた気がしない……。

とか言ってるくせに…

執事と主様の愉快なコピペ集!!!

すいません出来心です。

いや、楽しそうだなぁって……((あはははは

気が向いたら見てみてください!

☆6話→←☆4話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
66人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

闇桜 - 文哉さん» あ!!ありがとーーー!!! (2月16日 21時) (レス) id: 479adc5629 (このIDを非表示/違反報告)
文哉 - めちゃくちゃおもしろいー (2月16日 21時) (レス) id: 914ed8dfa2 (このIDを非表示/違反報告)
闇桜 - ルンバを食べるさん» か、神?!?!あ、ありがとうございます…!!めっちゃ嬉しいです!本当にこの作品へのコメなのか?!?!って私の脳内は大荒れですww今のところライト感がないですけど、これからも元気になってもらえるように頑張りますね!! (2月16日 15時) (レス) id: 479adc5629 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバを食べる(プロフ) - 神…ですか、?読んだだけで元気100倍あそぱそまそになれるなんて神ですよね。神ですよ。 (2月15日 20時) (レス) @page29 id: 7a5ced0b99 (このIDを非表示/違反報告)
闇桜 - 優月さん» え待ってありがとうございます!!めっちゃ嬉しいです!!頑張りますね♡!! (1月29日 22時) (レス) id: 479adc5629 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:闇桜@非ログの民 | 作成日時:2023年12月12日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。