闇夜叉物語～幕末編～ (ページ28)

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No.24 ページ28

真side
次の日の昼下がり｡突然来た5人組の山賊達と真剣勝負をすることになった｡

相手
先鋒:桜川マツ次鋒:兵藤嘉兵衛
中堅:天野キク副将:室伏古兵衛
大将:佐々木宮次郎

俺達
先鋒:沖田総司次鋒:増田大五郎
中堅:斎藤一副将:俺､長井真
大将:土方歳三

このような形になった｡

千「真さん､絶対勝ってください｡応援しています｡」

千が前よりも可愛らしいしぐさで言う｡なんかAを裏切るみたいでヤだな｡

俺､あいつ一筋の筈なのに･･･｡

隣では大五郎と陽が話している｡

大五郎「うん､今まで頑張って来たから､絶対に負けないよ｡」

陽「うん､頑張ってね｡」

すると､向こうから声がかかった｡

結人「そろそろ準備は終わった頃だろう｡まだならさっさとしろ｡」

大分上からものを言うやつだな｡

千「あんなイラつくやつ､コテンパンにしてね｡」

真「解ってる｡」

そして､礼をし､先鋒同士の試合が始まった｡

桜川マツ VS 沖田総司

桜川「女だからとなめてはいけませんよ｡案外､見た目とは違う力を出しますよ｡」

明らかに剣を握ったことの無さそうな細い体の桜川が不思議な言葉を発した｡

沖田「そうかよ｡なら､全力でいかせてもらうぜ｡」

桜川「ありがとう｡」

少し言葉をかわし､そして･･･｡

近藤「いざ､尋常に勝負!」

次回