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一等星の列車 ページ10

君は僕の元を去る

僕は君の元を去る

行き先の分からない列車に乗って

また逢える日まで




おとぎ話のような

あの列車のチケット買って

僕らはこの場所で出会った

初めての感情と

心苦しさがシンクロして交わっていく

月のように特別ではない

あの星くらい沢山ある中のただの一つ

でも、月よりも輝く一等星になって

君に似合う人になるから




「あのね」

この感情に気づいてしまうまで

あとどれくらいだろう

出会わせてくれた列車は

いつ僕らを迎えに来る?

当たって砕けてしまうならば

それまでは笑わせて

未完成なまま光る

僕でも一等星になりたい





誰かの描いたような

世界から逃げたかったんだ

神の目も届かないくらいに

初めての世界と

君のその瞳に僕は吸い込まれそうでいた

君に似合うような人じゃない

そんなことは嫌なくらいに分かってるよ

ただ、そばにいて笑える それだけで

良かったはずなのにどうして




「あのね」

この感情に気づいてしまうまで

あとどれくらいだろう

出会わせてくれた列車は

いつ僕らを迎えに来る?

当たって砕けてしまうならば

それまでは夢見させて

未完成なまま光る

僕でも一等星になりたいんです







耳をすませた先で

到着を知らせる汽笛がなった

僕らにしか聞こえない音

僕らにしか分からない感情

ごめんね、ありがとう

流星が落ちていった





「あのね」

この感情に気付いてしまったの

君と出会った時に

出会わせてくれた列車が

ほら僕らを迎えに来た

今までずっとありがとう

いい夢を見れたな

未完成なまま光る

僕でも一等星になるから

ちゃんと見ててね

ねぇ、好きだったよ




僕は君の元を去る

君は僕の元を去る

行き先の分からない列車に乗って

また逢える日を願って

独り言→←世界消滅



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作品ジャンル:詩/ポエム
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病兎 - 亀さんさん» ありがとう.......!亀ちゃんは十分語彙力あるじゃないっすかぁ。私に分けれる語彙力はないですよ〜 (2020年4月6日 10時) (レス) id: 81c02beb40 (このIDを非表示/違反報告)
亀さん - やばくない??ちょっと俺に語彙力わけてよ(⌒‐⌒) (2020年4月5日 15時) (レス) id: 99a2eebfea (このIDを非表示/違反報告)
病兎 - 夢猫さん» ありがとうございます!お世辞だと分かっていても嬉しいです........!はい!頑張ります! (2020年3月2日 12時) (レス) id: 81c02beb40 (このIDを非表示/違反報告)
夢猫 - 語彙力がありすぎてヤバイです!! これからも頑張ってください! (2020年3月2日 10時) (レス) id: 6e0f49a6df (このIDを非表示/違反報告)
病兎 - レアンさん» 本当ですか!?今見に行かせてもらいます! (2020年3月1日 10時) (レス) id: 81c02beb40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:病兎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yamiusaworld/  
作成日時:2020年2月27日 13時

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