屋上限定身代わり彼女【綾瀬恋雪】

未完成恋愛＊３３＊ ページ34

貴方SIDE









『ありがとうございます』









貴「・・・・・・・・・・・・・はぁ」









脳内でリピートされる言葉


あれはどういう意味だったんだろう・・・


最近は割とちゃんと笑えてたみたいだけど、本当にタフというかなんというか





貴・((苦笑





作り笑いじゃないことをとりあえず祈ろう。



しかもだんだん、私自身がこのままでいたい。恋雪君と特別を過ごしたいって思いはじめてるから

・・・これってどう考えても恋雪君のこと好きになってるよね、私。

他人事みたいに解析しちゃってるけど、あくまでも私は夏樹ちゃんの身代わり。

ちゃんと笑えるようになるまでの、限定。屋上限定。

恋雪君が笑えるようになったら、ちゃんと見送ってこの関係ともバイバイしなきゃいけない

それを忘れちゃいけない。








我ながら、最低だなぁ・・・・・・・・・・

ここまで慰めてあげたんだから、もっとずっと一緒にいてもいいよね。

なんて考えてる。

恋雪君は、私のことどう思ってるのかは分かんないけど

少なくとも一人の女の子としてはみてない、のかな









♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪




中学生恋雪ちゃんは七つの大罪のゴウセルに似てなくもない・・・

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