第五十七魔(バラムside) ページ11
「と、言うわけでして……」
(オーマイデビルッ!)
僕は内心頭を抱えていた
昼休み、魔生物室にきた彼女は誘惑授業での事を話してくれた
何でも90%だったんだとか
僕はカルエゴ君と会議した時は80後半と予想してたけど90までいってたのかぁ……
しかもそれだけじゃなく一部の悪魔にはカンストする程の魅力があったらしい
うん……
間違いなく僕らだよねぇ!?
そりゃ惚れるよぉ!
そんな彼女が魅力度をあげていく為の特訓に付き合って欲しいと今日僕の元へきたわけなんだけど……
バラム先生なら男性だし信頼できるからって……
殺す気なのかい君は!
あーもーこんなの知れたらカルエゴ君に何を言われるか!
てかどうして僕を実験体にするんだい!?
いや他にあたられても嫉妬で気狂いするけども!
「バラム先生?」
(ハッ!)
いつの間にかハドラちゃんは僕の懐に入り込んで私を上目遣いで見上げていた
やめてそんな目で見ないで耐えられないから!
「ぼぉっとなさっているようでしたので……大丈夫ですか?顔が赤いですよ?」
(ホアァァァァ!?)
ハドラちゃんは僕の髪を掻き分けてほほに触れる
冷たい感触が僕の肌に触れる
「だ、大丈夫だよキニシナイデ。」
そう言うだけで精一杯だった
「そうですか?あ、そうです。この感じどうですかね?軽いタッチから入るのが宜しいと聞いたので……キュンッとしましたか?」
「い、いいんじゃない?」
ドストライクだよ馬鹿ぁ!
平静を装うので精一杯!
てかもうギリギリだよ!
どうしろっての!?
「おいシチロウ、会議の書類届けにきたぞっ!?」
(あぁぁぁぁぁ!)
今最も会いたくない存在が入ってきた
ま、まずい……
一瞬ケルベリオンが顔だしてた……
「な、な、き、貴様ら何を……」
「カルエゴ卿!」
ハドラちゃんは僕から離れるとカルエゴ君に駆け寄った
「お疲れ様です。その……今丁度誘惑授業のテキスト課題の練習をしてまして、バラム先生に付き合って貰っていたんですが……申し訳ありません!ふしだらな所をお見せしてしまい……!」
「い、いやいいんだ……シチロウはそういう事に関してはきちんと評価ができる男だし……だが実践は女性悪魔に頼んだ方がいいだろう。その方が厳正にキチンとした判断を出してくれるはずだ。」
「はっ。では次回からそういたします。それでは私はこれで、失礼いたしました。」
ハドラちゃんはそう言うと部屋から出ていった
ちょっと残念だなぁと思いながらも僕はほっとした
「シチロウ……」
安心したのも束の間
カルエゴ君の背後にはケルベリオンがバチバチと輝いていた
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闇鍋ソース(プロフ) - 乾 巽さん» ほんまや(°▽°) (2019年12月15日 20時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
乾 巽(プロフ) - 九十一が抜けとるよ! (2019年12月15日 20時) (レス) id: a83f0b56fb (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - ミミさん» あれなんすよ、怠け者・セッx中毒・金遣い荒いの三拍子なんすわ (2019年12月13日 22時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 召集3日後はエグいてぇwww (2019年12月13日 22時) (レス) id: 1c2f6eb773 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - 神田・スカーレットさん» キング・オブ・ドクズ!最低最悪糞兄貴ハドラ・メフィストをよろしくね! (2019年12月13日 22時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇鍋ソース | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mesemoaLOVE/
作成日時:2019年11月21日 16時