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第十五魔 ページ17

「ウァラクやめないか!」

「帰る。」

カルエゴ卿はそういって背を向ける
しかしそれをウァラクは逃がさない

「エギ―先生入間ちの使い魔って本当?」

あいつ公然の場でよくもそんなことを!
カルエゴ卿もまずいという顔をした

「見たい見たい召喚見たい!」

「ええい放せ!」

ウァラクは引っ付いてカルエゴ卿の服を引っ張る
あいつ……!

「ウァラクやめろ!いい加減にしないと……」

「入間ちそこのシール取って!」

「聞け!」

つくづく話を聞かない奴め……
ん?シール?

「えっうん。」

「で、手に貼って万歳!」

(あぁぁぁぁぁぁ!)

入間様が手に貼っていたのは使い魔召喚シール
まずい
このままじゃとてつもなくまずいことに!

「おい待て!」

「いけません入間様それはッ!」

止めるも時すでに遅し
入間様は両手を上げそして

ボフンッという効果音とともに可愛らしいシマエナガが現れた

「待てと言ったら待て貴様ぁぁぁ!」

「ウァラァク!」

「んへ?」

「すっすみません!」

カルエゴ卿はウァラクにつかまるまいと逃げ惑う
私はウァラクを羽交い絞めにして近づけんとしていた

「メイメイ放してモフりたい!」

「離すものか!」

これ以上カルエゴ卿に醜態を曝させるわけには!

「ええいもういい!おい!手を叩け!」

「えっリ、リズムとるんですか?」

「召喚解除だ馬鹿者!」

「入間様お早く!」

「ああ!えっと……」

入間様が手を叩こうとした瞬間、竹槍が入間様を襲った

「万引き許さん!」

「どわっ!?」

「万ッ!?」

「あそっか!このシール売り物だった!」

なんてことだこのままでは……!

「万引き!極刑!」

「「わぁぁぁぁ!」」

カムカムさんの竹槍が私たちを襲う
入間様たち三人はそのまま逃げてしまった

「ちょ、入間様お待ちください!」

「おいちょっと待て!先に召喚を解……!」

静止をかけるカルエゴ卿の声も虚しく入間様たちは見えなくなり、今度は網がカルエゴ卿を襲った

「お支払いしろ……といっても鳥には払えないし丁度お昼。このまま丸焼きにして、食べよ。」

「〜〜〜〜〜〜!?」

声にならない声を上げるカルエゴ卿
まずい、このままでは……!

「かっカムカムさん!お代は私がお支払いします!なのでカルエゴ卿を放してください!」

「ン〜……でも今日のご飯代が浮くし……」

「その代金もお支払いしますので何卒!」

私がそういえばカムカムさんはうーんと悩みつつも

「今後はお気をつけて。」

と私から代金を受け取るとカルエゴ卿を放してくれた
よ、よかった……
しかしそれだけでは終わらなかった

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もっち(プロフ) - はっ、、、、、!そうか、、! (2019年12月8日 8時) (レス) id: 634ca2a9ef (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - もっちさん» だが忘れちゃいけない。彼女には他にも三人彼氏候補がいることを (2019年12月7日 23時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - あ、やはりそうでしたか(洗脳完了) (2019年12月7日 22時) (レス) id: 634ca2a9ef (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - もっちさん» 夫婦っすよね……これは……(°▽°) (2019年12月7日 20時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - む!?見ない間に表紙が神ってる?前もうまかったけどさらに、、、夫婦かな?(洗脳) (2019年12月7日 20時) (レス) id: 634ca2a9ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇鍋ソース | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mesemoaLOVE/  
作成日時:2019年10月20日 0時

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