貴方は……誰? ページ3
「太宰さん、何云って…」
太「何ヲ云ッテイルノダネ?ズット前カラ云ッテタジャナイカ」
と光の無い瞳を向けてくる。
「太宰さん…じゃないですよね?誰ですか貴方。」
太「誰ッテ正真正銘ノ太宰治ダヨ?忘レテ仕舞ッタノカイ?」
「違う!貴方は太宰さんじゃない!太宰さんはそんな事私に云わない!」
そうだ…太宰さんはこんなに狂ってない…(変人だけど)それに、瞳の中に光だってある。
太「酷イナァ。」
と云って近づいて来る。
「嫌っ!」
と云ってその場を走り去った。
「はぁ、はぁっ」
と道をヒールで走る。
『ガッ』
「っ…」
転んで仕舞った。
ストッキングに血が浮かび上がってくる。
「痛い……あれ?」
『すぅぅ』
血が出ていた所がみるみる治っていく。
「あれ?何…で」
『ヒラッ』
「?何だろう。紙?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[この世界の説明書]
・死んでいなければ、どんな傷でも治る
・人は、参加者以外居ない。
・鬼に捕まったら捕まった鬼の命令を聞く
・この世界から出るには、皆を正気に戻す。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「何…それ」
皆んなって誰が参加しているのかも分からないのに…それに………
「命令って……」
例えば、3回回ってワンとか?変顔とか?←違います
そのくらいだったら良いけど…
「人は居ないとか……助けても、言えないんだ。」
『ポロ』
と涙が一粒溢れる。
「味方…居るのかなぁ?」
?「さぁ、絶望した?Aちゃん♪」
「貴方は何なの?」
?「そうだなぁ…リリーとでも名乗っておこう」
「私に味方はいるの?」
リ「どうだろうねぇ?」
?「見ツケタゾ……Aっ!」
ここにも一人、狂った者が独り。
少女に近づく。
34人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪華 - 貴方の友達yさん» ここへどうぞ! (2018年6月4日 20時) (レス) id: 67a8650f19 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/1 (2018年6月4日 20時) (レス) id: 67a8650f19 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 貴方の友達yさん» え?!ごめん!それ、うちのクラスの清書係が持ってる……と云うか、お話用のホムペ作るから、来て! (2018年6月4日 20時) (レス) id: 67a8650f19 (このIDを非表示/違反報告)
貴方の友達y - 新聞の清書の紙見せてー!(無くしたので) (2018年6月4日 19時) (レス) id: 3028e9bcb7 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - ありがとう!他の方の更新も頑張るね! (2018年5月17日 22時) (レス) id: dd74f2815f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:青空ピース | 作成日時:2018年1月3日 10時