からっぽの身体 ページ20
「う………」
手が勝手に動く。
今なら勝てるかも知れない。
そう思うのは普通だが…
「私はっ……誰も傷つけたく無い！」
そんな事を云っても身体は聞かない。
これが強くなる為の代償？
「そんなの………」
ーあははは！ー
「強いなんて要らない！」
エ「面白いわ！A！」
福「森先生のご息女は狂ってる様だな。」
森「そうみたいですね^ ^福沢殿」
明らかに三人は楽しんでいる。
「アリス！」
ア「な、何？？」
「私を………」
“殺して欲しい”
そう云おうとした瞬間
甲高い声が公園に響いた。
リ「そんなの楽しくなーい★」
「？！」
リ「二つあげるよ。
一つは、アンタが生き残る。
二つは、アンタ以外が生き残る。
ねぇ？どうする？
ねぇ？今、どんな気持ち？
判らないよね？
ねぇねぇねぇっ！」
少し興奮気味に私に問う。
「そんなの…」
リ「因みに、アンタが死ねば、私は生き返られるんだ〜あははは！」
「ッ？！」
私が枯らした命。
取り戻せるの？
でも………
ーA！これ、欲しいって云ってたよね？あげるよ！ー
ー危ない！ー
ーだって、Aが大切なんだもん。^ ^ー
今のコイツは、もう………
お姉ちゃん何かじゃ無い！
「判った。皆んなを解放して！」
最初で最期の決心。
「アリス！リリーを！」
アリスはリリーに掴み掛かった。
リ「何するのよ！離しなさい！」
ア「私は………Aの願いを叶える！だから、」
やがて、光が差し込んだ。
リ「離せ！私は、まだ！」
光に向かって手を伸ばすリリー。
『バタンッ』
扉の閉まる様な音と同時に
身体が粒子となり始めた。
リ「制御出来ない世界は、終わる。」
はは、と乾いた笑いをリリーは口走る。
リ「はは、お前の事つくづく嫌い、だy」
リリーは消えて行った。
ア「これで良かったの？」
半透明になりながらも、必死に訊いてくるアリス。
「うん。」
その一言。
もう時期終わる此の世界に。
「大丈夫。」
ア「あはは、その自信、ど、こか、r」
アリスも消えてしまった。
「………ありがと」
皆んな。
『ピシッ』
目の前に亀裂が走る。
「バイバイ、わたs」
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雪華 - 貴方の友達yさん» ここへどうぞ！ (2018年6月4日 20時) (
レス) id: 67a8650f19 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - http://uranai.nosv.org/gen.php/hp/1 (2018年6月4日 20時) (レス) id: 67a8650f19 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 貴方の友達yさん» え？！ごめん！それ、うちのクラスの清書係が持ってる……と云うか、お話用のホムペ作るから、来て！ (2018年6月4日 20時) (レス) id: 67a8650f19 (このIDを非表示/違反報告)
貴方の友達y - 新聞の清書の紙見せてー！（無くしたので） (2018年6月4日 19時) (レス) id: 3028e9bcb7 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - ありがとう！他の方の更新も頑張るね！ (2018年5月17日 22時) (レス) id: dd74f2815f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青空ピース | 作成日時：2018年1月3日 10時
