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山崎さんの腕の中は暖かい。

優しすぎる。


だから好き。
だから大好き。


そしてどさくさに紛れて告白してしまったのが、
今になって後悔している。


絶対山崎さん引いてるだろうな。



少し気分も落ち着いて、顔を上げられるようになった。



「佐藤さん……。えっと……
お、お友達からっていうのは、」

「…私…友達って思われてなかったんですか…」

「え!?違うよ!そういう意味じゃなくて!!」




ふふ、と笑って見せてから「そういう、相手に正面からぶつかっていくツッコミ、大好きです。」と伝えた。


想定通り、山崎さんは顔が真っ赤になった。

その反応にも面白くなって、
山崎さんの好きなところをエンドレスで言い続けた。



「もういいストップ!!」と怒られてしまった。


まぁ、そんなところもかっこ可愛いんだけど。





「山崎さんが言ってたことって…、
つまり付き合うってことですか?」

「そういうこと、になりますね、…」

「………。」



いざ口にしてみると、顔が熱くなる。



「で、でも!いいの!?俺32歳だよ!?」

「……??32歳がどうかしたんですか?」

「…え?」

「え?」

「………可愛い。」

「は、!?」



え、山崎さん私のこと可愛いって言った!?

やばい…。今私めっちゃ顔赤いかも。


山崎さんは「?」と頭に付きそうなくらい、
自分が何を言ったのか気づいてなさそうだった。


天然かよ!
可愛いけど!!




「あら、こんなところにいやがる」

「お、沖田隊長!」

「目の前で淫行たァ、大した度胸だねィ」

「沖田さん、私山崎さんと付き合うことになったんで、
別に淫行しても問題ないですよね?」

「佐藤さん!?!?」






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設定タグ:山崎 , 銀魂 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:サラダ | 作成日時:2024年1月15日 13時

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