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「ちょっと!!なんで昨日途中で消えたの!?」

「A声でかい。」

「でかくもなるよ!」

「いいじゃ〜ん、ラブラブだったんでしょ?
ホテルでペッティングくらいは…。」

「……そういう雰囲気にはなったんだけど、」



お化け屋敷を終えたあと、山崎さんは「ホテルに行こう」と言い出した。

ただ、そういう意味は含まれていなく、ただただ休もうとしていたらしい。


だけど、私がそういう気分になってしまって、
気がつくと山崎さんの上に馬乗りしていた。



山崎さんは顔を赤くしたまま、
私をストンッと下ろして、そのまま寝てしまった。



「…てな感じで…」

「つまり…キスもできてない…と?」

「……はい。」

「めっちゃ大切にしてくれてるじゃん」

「え?」

「うちの彼氏なんか、すぐにキスしようとしてて。
…まぁ、愛し方が違うだけで大切にしてくれてるとは思うんだけど。」



そっか、坂田さんはそういう感じの人なんだ。


…なんか、山崎さんに会いたくなってきた。

今日真選組の屯所に行ったらダメかな。


連絡先も交換してない。
どうしたらいいんだろう。



「会いたい?」

「…会いたい」

「…私も付いていっていい?」

「え、なんで?」

「だってぇ、チンピラ警察って噂されてるじゃん?
一度見てみたいなぁって」

「い、いいけど…、入らせてくれるかわかんないよ?」



「そん時はそん時♡」と言って、会計を秒で済ませて
ファミレスを出て行った。


てか、真選組ってチンピラ警察って噂されてるの?
何も知らないんだけど。










「うわ、でか。」

「私と同じ反応してる。」

「え、これどうやって呼ぶの?」

「いつもならここに門番さんが
立ってるはずなんだけど、」

「相当な任務とか…。」



「何してんでィ」



「「うお!!!」」




目の前にはあのドS王子、沖田さん。


私はめんどくさそうな顔をしているけど、
一方かえでちゃんは、何このイケメン♡、という顔になっている。



いやあなた、彼氏いますよね。



「あ、ザキの彼女。…と、…雌豚。」

「…め、雌豚?」

「かえでちゃん、これが平常運転だよ」

「…銀さんみたい、…まぁいいや。
私、かえで。銀さんの彼女」

「旦那の?…趣味の悪ィ女もいたもんでさァ」

「…は?てめぇ銀さんをバカにすんなよ?」





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設定タグ:山崎 , 銀魂 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:サラダ | 作成日時:2024年1月15日 13時

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