迷ってばかりいたら、死んじゃいますよ？！

選択の蕾 ページ5

「どうしたら、助かるんですか？」

『いい質問です。
助かる方法は、２つあります。
１つ目は、その迷うクセを直すことです。
２つ目は、このままここで楽に死を迎えるかです。
さぁ、どちらを選びますか？』

マジか、、、
それしかないのか、、、
死にたくはないけど、このクセ、直せるのかな、、、
ウ�・ン、ウ�・ン、ウ�・ン、、、

*数時間後*

『あのぉ、まだ決まりませんか？
そろそろ待ちくたびれたのですが。』

「ちょっと待ってくれ！
もうすぐ選べそうなんだ！」

*さらに数時間後*

『もういいいですか？』

「まーだだよー」

『かくれんぼですか？！
もう限界です！
私は、帰ります！
ここに、【パン】と【ご飯】を置いておきますので、どちらかを食べて下さい！
パンは、選択１、ご飯は、選択２です！
術をかけておいたので、それを食べることが、その道を選んだということです！
それでは！』

もう、すぐに終わらせるつもりだったのに、、、
テレビ、始まっちゃうじゃない、、、

女神様はそう言いながら消えていった。
俺の目の前には、パンとご飯が置かれているままだ。

これって、夢だよな？

ってか、パンとご飯のチョイスって、、、

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