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Ryosuke
涼｢…先輩は、俺に前髪切ってほしい…？｣
慧｢んー…俺さ、山ちゃんがずっと顔隠してたのって何か理由があるのかなって思ってたの。俺はそのままでも山ちゃんが好きだし、それならそれでいいかなって思ってたんだけど…そうじゃないなら、やっぱり顔が見れた方が嬉しいな、｣
照れくさそうに微笑む先輩に、また胸がキュッとなった。
涼｢…先輩がそう言ってくれるなら…切ろうかな、｣
慧｢うん。ていうか、さっき初めて俺のこと慧先輩って言ってくれたね？｣
涼｢えっ…そうでしたっ…け、｣
慧｢あれ、無意識？もうホントに可愛いんだから…山ちゃん、おいで？｣
涼｢え、？｣
慧｢充電。午後も頑張れるように、ぎゅーさせて？｣
涼｢じゅ、充電…、｣
慧｢ほーら、おいで｣
腕を引かれて、あっという間に先輩の腕の中。
俺より背の高い先輩から優しく抱きしめられて、胸の鼓動はよりいっそう早くなった。
涼｢おれで…充電になるの、？｣
慧｢なるよ。俺が頑張れる理由は、全部山ちゃんだから｣
…俺も、先輩で充電したいな、なんて…。
でもやっぱり、俺がそんなことしちゃいけないのかなって。
そう思って、少しだけ上げた手を、また下に下げた。
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saya(プロフ) - カピバラさん» カピバラ様、ありがとうございます涙 更新頑張りますね！ (2021年5月25日 23時) (
レス) id: 2931426edd (このIDを非表示/違反報告)
カピバラ - この作品面白いです！更新頑張ってください。待ってます！！ (2021年5月25日 18時) (レス) id: d9e096ab92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saya | 作成日時：2021年1月21日 1時
