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Ryosuke









次の日の朝早く、俺は弁当作りをする。









親は俺に料理は作ってくれないが、食材を勝手に使う分には何も言ってこない。









昨日先輩が買った弁当箱を2つ並べた。









あの人達の夕飯の残りには触れられないので、俺の夕飯の残りを少しだけ使う。









昨日は煮物を作ったから、それぞれの弁当箱に詰める。









あとは、昨日先輩が美味しいと言ってくれた、卵焼きも作った。









残りは適当に、ウインナーや肉団子など、ありきたりな具材を詰める。












涼「こんなもんかな〜…って、やべ、」









そろそろあの人達が起きてくる時間だ。









俺は急いで使ったものを洗い、お弁当を包み、お弁当のおかずで残ったものをラップにくるんで部屋に戻った。









俺の食事場所は、いつも自分の部屋だ。









…先輩、喜んでくれるかな…。









卵焼きや肉団子は、いつも通りの味。









家での食事は自分で作らなければならない俺は、誰かのために料理なんてしたことなくて。









こんな風に自分以外に料理を作っているなんて、新鮮で変な気持ちだ。

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saya(プロフ) - カピバラさん» カピバラ様、ありがとうございます涙 更新頑張りますね! (2021年5月25日 23時) (レス) id: 2931426edd (このIDを非表示/違反報告)
カピバラ - この作品面白いです!更新頑張ってください。待ってます!! (2021年5月25日 18時) (レス) id: d9e096ab92 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:saya | 作成日時:2021年1月21日 1時

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