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Ryosuke
そんな毎日のおかげで、俺は心を閉ざすようになった。
顔が嫌いだと言われるから、前髪を伸ばして顔を隠した。
学校の人たちに虐待がバレないように、夏でも長袖を着ていた。
人なんて信用していなかったから、友達を作ることも拒んでいた。
そんな俺が周りから好かれるはずもなく、学校でも嫌がらせを受けたり、嫌われていた。
そんな毎日を送っていたけど、幸い親は世間体を気にする人で、学校で必要な金は出してくれていた。
…まさか高校まで行かせてくれるとは思わなかったけど。
高校に入っても俺の生活は変わらず、静かに過ごしていたんだ。
この日はまでは。
「ねえ君、山田涼介くんだよね?」
涼「…そ、そうですけど、」
今まで俺が関わってこなかったような、綺麗な顔の人。
「伊野尾先輩よ!」
「えっ、やば、めっちゃかっこいい…」
「てか伊野尾先輩が山田なんかに何の用なんだろ」
なるほど、これが伊野尾先輩か…。
よくクラスの奴らが話してる、この学校の王子様。
ネクタイの色からして3年生か。
慧「山田くん、俺と付き合って?」
…は?
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saya(プロフ) - カピバラさん» カピバラ様、ありがとうございます涙 更新頑張りますね! (2021年5月25日 23時) (レス) id: 2931426edd (このIDを非表示/違反報告)
カピバラ - この作品面白いです!更新頑張ってください。待ってます!! (2021年5月25日 18時) (レス) id: d9e096ab92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:saya | 作成日時:2021年1月21日 1時