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you side
昨日のあの爆弾発言は
私の睡魔をどこかへ吹き飛ばしてしまったみたいで中々寝付けなかった
案の定準備が遅れて、怜奈が家まで迎えにきてくれた。
ありがたや…
そして今日は放課後のお手伝い係、7日目
……最終日。
もう、今日しかないんだ…
考えれば考える程、
あぁ、もう終わってしまうんだなって
寂しい気持ちでいっぱいだった
でも、どこか心がフワフワと浮ついているのはきっと
“一緒に帰る"という私にとって得でしかない素晴らしいイベントが待っているからだろう。
佐久間「Aー、俺もう力出ないぃー…」
「なんで(笑)これからですけど？」
ぐでーんと机に溶けているさっくんと、横でゴソゴソと鞄に荷物を詰めてる私。
皆がいなくなる前からずっとこの調子
中々動こうとしない。
今日は放課後まで、本当にあっという間で
こんなに1日が短かったっけ、と思うぐらいだった
「て言うか、そんなに疲れるって逆に何したの？」
佐久間「んー？えっとねー、5限体育でバスケしてぇー走り回ってー…6限は自習でさぁ、」
ふっかとノリで踊ってたら疲れたのー、って言いながら顔ごと机にベタっと引っ付いて動かなくなった
……いやいや。動いて？
作業出来ないじゃん
「ねー、さっくん動いてー」
佐久間「んー…ねむぃ……やだぁ」
「やだってなに、赤ちゃんなの？(笑)」
佐久間「それしょっぴー…」
「ねー、起きてってばー」
肩を掴んで、ゆらゆらと身体をゆすっても
んー、と唸るだけで動こうとしないさっくん
やれやれ、と思いながら立ち上がり教卓へ足を向ける
「仕事終わんないよー？」
佐久間「ぅんー…」
不貞腐れながらそう言うと、後ろから眠そうな声が聞こえた
いつものように教卓に置かれた物を私達の机まで運ぶ
ドサッ
「…ちゃちゃっと終わらせて一緒帰ろ？ね？…頑張ろ？」
机に資料を置いて隣に座りながら、優しく話し掛けると
ゆっくり身体を起こしたさっくんは目をゴシゴシと擦っていて本当に眠そうだ
佐久間「…ん、がんばる。…いっしょかえる」
はうっ……！！！
ふにゃふにゃとした声でそう言われ、心臓を鷲掴みにされたように苦しくなった
…可愛すぎてどうにかなりそう。
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やま(プロフ) - さゆさん» 初めましてさゆ様！コメント有難うございます！読んで頂けるだけでも有難いのに、楽しみにして頂けてるなんて…やま、めちゃくちゃ頑張れます(≧∀≦) (2020年12月30日 11時) (
レス) id: ef568d1721 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - いつも楽しみにさせてもらってます！更新頑張ってください^_^ (2020年12月30日 11時) (レス) id: 04307595de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やま | 作成日時：2020年11月28日 7時
