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you side
"放課後のお手伝い係"
いつしか、その時間を楽しみにしている自分がいた。
お互い思い出せないくらいしょうもない事言い合って
笑わない日なんかないぐらい楽しくて
もう涙が出るぐらい笑ってる日もあった。
それに、普段聞かないような話もしたりした。
お互いの家族の事、友達の事、ダンス部の事
…もちろん、手をしっかり動かしながら！
二人っきりの時間を重ねる毎に
さっくんとの距離が縮まったように思えて、……嬉しかった
でも、楽しい日々はあっという間で
今日はもう…お手伝い係5日目。
佐久間「バイト、本当によかったの？」
河本先生が持ってきてた大量の紙を机に並べながら
心配そうに顔を覗き込む
「うん、大丈夫！何か逆に怜奈が代わってほしいって言ってきたから」
佐久間「そうなんだ…なら良いんだけど」
今日、本当はバイトだったから
さっくんに行けないって断りを入れようと思ってた
でも、朝急に怜奈が「ごめん、今日バイト私入っていい？！出たいの！」ってめちゃくちゃお願いしてくるから急遽代わった
出たいって言われたら代わるよね
佐久間「では気を取り直して…さあ！！本日もこの時間がやってまいりましたぁー！！」
「わー(笑)」
パチパチと拍手をすると、嬉しそうにニコニコ笑う
佐久間「今回のお手伝いの内容説明、Aさんお願いしまぁーす！！」
「了解でぇーす！」
第5回目のお手伝いは、河本先生が担当している保健委員会の冊子作り。
さっくんの机から私の机に向かって
1…2…3…と、違う紙を6種重ねて、ホッチキスで留める
パチンッ
「あと2回で終わりだね、このお手伝い係」
佐久間「なになに、終わってほしくない？…寂しいの？」
ドキッ
悪戯な微笑みを浮かべるさっくんに心の中を見透かされた気がした
……そうだよ、寂しいよ。もっと話してたい。
もっと、一緒にいたい。
……私、さっくんの事………。
気付けば、毎日さっくんの事ばかり考えてる。
自然と、目で追ってるの。
さっくんは…
この気持ちを伝えたら、困っちゃうかな。
「……さっくんはまたビリケツになりそうだからなぁ」
今はまだ、そんな言葉しか言えなかった
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やま(プロフ) - さゆさん» 初めましてさゆ様！コメント有難うございます！読んで頂けるだけでも有難いのに、楽しみにして頂けてるなんて…やま、めちゃくちゃ頑張れます(≧∀≦) (2020年12月30日 11時) (
レス) id: ef568d1721 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - いつも楽しみにさせてもらってます！更新頑張ってください^_^ (2020年12月30日 11時) (レス) id: 04307595de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やま | 作成日時：2020年11月28日 7時
