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佐久間 side
Aと一瞬目があったけど、
なんとなく気まずくて、目を逸らしてしまった
…不自然に思った、よね。多分
チラッとAを見ると、真剣にかわもっちゃんの話を聞いてるっぽくて
あまり気にしてなさそうで少しホッとした
河本「っしゃ。お前ら春休み明けにテストしたの覚えてるかー。あれ返すぞー」
先生の言葉に、あっちこっちでブーイングの嵐。
河本「静かにー。まぁ、去年俺のクラスだった奴はわかってるだろうが……今回も、恒例の"アレ"するからな」
男子「うわあぁー鬼の河本！」
女子「やだーやめてよー」
騒いでるのは、きっと俺と同じクラスだった人達
皆の嫌そうな顔を見渡し、嬉しげにニヤリと笑うかわもっちゃん。
「………うわ、待って」
頭を抱え、机に突っ伏す
そうだ。かわもっちゃんじゃん、担任。
俺、やらかした…
テスト、やばい気がする
A「え、何々、さっくんどしたの」
横を向くと
急に俺が机に伏せたからか、オロオロと困った顔をしたA
「A、巻き込んでごめん…」
A「え？」
「俺多分…「さぁーくまくーんっ」
ギクッ
肩を震わせながら、チラッと前に視線を向けるとニヤニヤと嬉しそうなかわもっちゃん。
「無理、やだやだ……」
先生から逃れようと、ジャケットを頭から被りコソコソと屈みながら後ろのドアに向けて歩く
河本「あー、いいんだな佐久間ー。1年の時のお前の恥ずかしい話しようか…「はいっ！！佐久間はここでありまぁす！！！ナンデショウカッ！！！」
即座に立ち上がって叫ぶ俺に教室が、どっと笑い声に包まれる
くそ…！！
誰だよ、俺のクラスの担任かわもっちゃんにした奴！！！！
河本「頼んだぞ、ビリケツ佐久間〜♡」
指ハートなんかしちゃってさ…
怖い怖い。恐怖すら感じる
「無理で〜す♡」
そっちがそうくるなら、こっちは
W 指ハートでどうだ。
河本「無理じゃねぇ！俺からのありがたい愛だと思ってやれ！！」
「だが断る！！！」
男子「あはははっ！！」
男子「ぶはっ、このやり取り今年も見れるとか最高すぎ」
A達をはじめとするクラスの半数は、頭の上にはてなマークを浮かべて不思議そうに、俺たちのしょうもないやり取りを眺めていた
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やま(プロフ) - さゆさん» 初めましてさゆ様！コメント有難うございます！読んで頂けるだけでも有難いのに、楽しみにして頂けてるなんて…やま、めちゃくちゃ頑張れます(≧∀≦) (2020年12月30日 11時) (
レス) id: ef568d1721 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - いつも楽しみにさせてもらってます！更新頑張ってください^_^ (2020年12月30日 11時) (レス) id: 04307595de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やま | 作成日時：2020年11月28日 7時
