ポケモンのいる世界から大海賊時代の世界へ (ページ19)

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17話ページ19

その噂は瞬く間に広がった。

あのロジャー海賊団の船に『フタバと魔獣ルカリオ』が乗っていると

しかし海軍との戦いには介入せず、海賊との戦闘には手を貸す。

二人はただロジャー海賊団に居候していると……

しかしその実力はグングンと伸びていき、今や億超えの賞金首ですら彼女に勝てない。

かの大海賊にして、ロジャー海賊団に身を置いているだけで海軍本部内では賞金首にしないかの話はあったものの、海軍との戦闘では一切手は出していないこと。

結論は、海賊狩りの賞金稼ぎという肩書きのままになった。

そして時は流れ、フタバとルカリオはかの有名なエッド･ウォーの海戦にも参加した。

バ「フタバも何とか言って船長を止めてくれよぉぉ！！」

「それは無理だと思うよ。ロジャーさん、あんなに金獅子と戦う気満々なのに。」
「それに私は出来る限り手を貸さないから。だってただの居候だもの。」

バ「コンチキショ！！！」

頭を抱えつつ悲鳴を上げるバギー。

金「それは今ここで殺してくれよ………･と言う意味だよなぁ！！」
ロ「テメェ等、全員叩きのめすって意味だよ！！」

ルカリオ「格好いいな、ロジャーの奴。」
「フフそうだね､ルカリオ。」

金獅子のシキとロジャーのやり取りを見て興奮するフタバとルカリオも楽しげな声を出す。
シキの船は何十隻もあって、対してこちらは一隻。
普通の人が見たら無理だろう。と思うがフタバとルカリオはロジャー達に見方をする。

「ロジャーさん、私達は戦闘に口には出しません。」
ロ「何だ、今さら。今までだってそうしてきただろうに。」
「確かにそうですけど………･今回は少しだけ勝手にしますよ。」
「「「？？？」」」

「ルカリオ、行くよ。」
ルカリオ「心得ました。」
「ルカリオ、メガシンカ！」
ルカリオ「グオォォォォ！」

突如、首にかけている宝石とルカリオの腕に付けている宝石が光った。
光が収まるとそこにはルカリオの姿が変わっていた。
フタバもルギアに変身した。

「吹き飛ばし！」

ビュゥ！

と突如、風が嵐へと変わった。

「ルカリオ、今です！あの船に向かってはどうだん！」
ルカリオ「おらぁぁぁぁぁぁ！」

バコンッ

その威力を目の当たりにするロジャー海賊団達。

レ「これは凄いな！」
ギャ「お前等はやっぱスゲえ奴だな！」
ロ「お前ら！フタバとルカリオが作ってくれたチャンスを逃がすなぁ！！」
「「おぉぉぉ！！」」

結果、シキの大艦隊の9割を海に沈めて戦場を突破した。