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nine☆ ページ9

大方任務のことについて話すと、探偵社のみんなは頭を抱えていた。

...そんなに難しかった?

国木田「つ、つまりそのクロックワーカーズ・ドールという人形を探せばいいのか?」

真子「いえ、マルガリータ=ブランケンハイム ...もとい、イブ=ムーンリットを探すんです。マルガリータの正体は、雷に打たれて死産した本物のマルガリータと入れ替わり、催眠で周囲の人間たちを欺いていた怠惰の器"クロックワーカーズ・ドール"であり、原罪者イブ=ムーンリットその人ですから」

太宰「あ"〜...頭パンクしそう」

優介「でももしかしたら名前が違うかも」

真子「そうだね...」

すると、扉から4人誰かが来た。

乱歩「ただいま〜!」

宮沢「ただいま帰りました!」

谷崎「あー疲れた...グエ」

ナオミ「お兄様!お疲れ様です!」

与謝野「はぁ...」

否、5人。ナオミさんどっから出てきた。

太宰「みんな助けて...色々ありすぎて頭痛い」

真子「大丈夫か探偵」

与謝野「ん?この子らはどうした?依頼人かい?」

真子「そういやここに入社するって話じゃ」

太宰「うん」

乱歩「で、何をそんな悩んでるの?」

優介「実は斯々然々で」

いやそれじゃ分かんない

乱歩「なるほど、人探しか」

真子「何で分かるの!」

乱歩「なんてったって僕は名探偵だからね!」

名探偵関係ないよ多分。

真子「ま、まあそういうことです。ですから」

そこまで言ったとき

〜♪(とある歌詞のためこの表記です)

千本桜のサビが鳴った。弥生から電話だ。

真子「すみません...もしもし」

中原『あー、中原です。弥生の電話借りてます』

!?何であの中原中也が!?てか敬語似合わなっ!!

中原『えっと、真子さん...でよろしいでしょうか』

真子「は、はい。あ、私年下だと思うんで敬語外してください」

中原『わかった。ちょっと聞きてぇことがあるんだが、いいか?』

真子「えっと、わかる範囲なら...」

中原『弥生についてだ。先程うちの首領と手合わせしたのだが、明らかに首領を押していた。あれほど強い者はそう居ない』

真子「あー、あいつ色々カンストしてるんで」

中原『えっと...?』

真子「まあそういう体質なんですよ、多分。弥生はバカだからどうせ噛みついたりしたんでしょ」

中原『嗚呼』

真子「やっぱそうか。ホントにすみませんね、うちの弥生が」

まじで何やってんの弥生そこ変われ←

ten◇→←eight♪



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作者名:愛罹 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uraakadesuyo1/  
作成日時:2019年7月6日 13時

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