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「あれ、やっぱり…そういう目当てでした？ひとらんさんとも仲がええってことは……ねえ？」
『…っ、チーノ…くん』
「チーノやめろ、Aから離れて」
ひとらんが窓枠に足をかけてこちらに来ようとして
それを見たチーノはムッとした顔で「…なんなん？どんな関係なんや？」といつもより低い声で問い掛けた
ピリピリした空気
ひとらんを見れば、彼もどうしようか迷っていて
様子を見に来たのか卯月が教室内へ顔を覗かせ、唖然としていた
「なぁ、聞こえとるやろ」
「……」
『ち、チーノくん…』
「なんや」
『こ、怖い……よ』
私の口から出た言葉に、彼は大きな目をさらに大きくさせて、視線を下ろし私から距離を取る
ひとらんがそれに乗じて窓枠を飛び越え私の前に立ち、チーノは混乱した顔で蹲った
『チーノくん…？』
「ちがう、違う…こんなことしたかったんじゃない…っ…」
「チーノ、落ち着い「っ、」あ、おい…！」
手を差し出したひとらんを無視して、彼は私の背後の窓を開け出て行く
卯月が止めようとしたが呼び止める声さえ気に止めず、そのまま走ってどこかへ行ってしまった
……追いかけなきゃ
チーノの後を追おうとすれば「A、待って」とひとらんに止められ
「ここは俺が行くから…Aは卯月さんと帰宅して」
『え、でも…』
「大丈夫、信じて」
ひとらんが私の頭をポンポンと撫でて「後でまた連絡する」と言いチーノの後を追いかける
呆然とする私に、卯月が肩に手を乗せて苦笑した
「そんな顔しないの」
『…っ、ごめん』
静かな教室に、夕日が照らされる
オレンジ色に染った部屋が、私の頭の中でチーノの瞳を連想させた
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ヤエ(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白いです！文章が書きなれている感じがして、違和感がないのでとても読みやすいです！毎日のように更新されてて、その書き上げようとする努力が本当に凄いなと尊敬しています！応援しています！！無理しない程度に更新頑張ってください！ (2019年12月17日 12時) (
レス) id: 383b4c10f2 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - ミイさん» コメントありがとうございます〜！ショッピくん推しさんにそう言われると書いてて本当によかったと思えます……！これからも彼の活躍を楽しみにしていて下さい！！今後もよろしくお願いします！ (2019年12月16日 23時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
ミイ - すっごく面白いです！もう、作品が良すぎて。。。もう。。（語彙力低下中）個人的にはショッピ君との絡みが好きですね！何せショッピ君おしでして。。。ショッピくんが甘えてのを見て一人でキャーキャーしてました(笑）これからも応援してます！がんばってください! (2019年12月15日 16時) (レス) id: 86e29fa06f (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - わたちゃんさん» コメントありがとうございます！ゾムくんこれからもっと活躍させていくのでお楽しみにしていてください〜！ (2019年12月12日 12時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
わたちゃん - 作品見させて貰ってます！この作品の良さは言い尽くせませんが、個人的にゾムとの絡みの部分が1番好きです！！これからも応援してます！ (2019年12月12日 1時) (レス) id: 5e3cf5516d (このIDを非表示/違反報告)
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