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「…なんでそんな泣きそうな顔してん」
『……だって、どうするよ…記憶が戻りそうだとか言われたら』
「まぁ可能性的にはそれが一番ありえそうやしな」
『何となくみんなと会うのが怖い』
「大丈夫やろ、何かあったら俺んとこ来てええし…場所は2学年の空き教室やで」
シャオロンは私の頭に手を乗せて
「お前らしくいればええよ」と笑った
私らしく
それをしてロボロを傷つけ、シャオロンを苦しませ、エーミールを泣かせた
考えても仕方の無いことなのは分かってる
SOSなら尚更だ
「そういやさ、8月の林間学校くる？」
『なに急に…多分行かない』
「あいつに聞いたらA誘う言うてたからな、お前も参加やなーまぁ？夜の部は俺たち生徒会がお前らビビらせたるわ」
『絶対行かない』
「嘘は良くないでAちゃん？」
彼はは立ち上がって私の前で
「俺かっこええ？」と聞いてくる
ニット帽から出た前髪に手を伸ばし、少し直してやってから『イケメンイケメン』と笑うと満足気にピースをしてきた
「よし、行こか」
『え？もう？』
「多分そろそろ他の奴らがここ通るから、俺先行くわ」
『シャオちゃん』
「ん？」
『何かあったら呼ぶから、来てね』
「おう！」
背を向けたシャオロンに声を掛け
私も腹を括り立ち上がる
時計を見れば残り15分
シャオロンが貸してくれたカーディガンをいつ返そうか迷っていれば「Aちゃん」と呼ばれる
『楓ちゃん、どうかしたの？』
「ううん、さっきAちゃんの顔色悪いなって思って…大丈夫？緊張してるのかな？」
『心配ありがとう』
楓ちゃんが私の方へ来て教室まで一緒に行こ？
と笑った
この子の笑顔は何を考えてるのかわからなくて怖いのは気のせいか
「Aちゃん心当たりとかないの？指名される理由とか」と私の様子を伺うように問いかける
『それがないんだよね〜…卯月とか楓ちゃんとかはほら容姿からして分かるけど…』
「Aちゃんも可愛いと思うけどなあ…その指名した人は多分Aちゃんの知り合いか…Aちゃんに恋してるか…それか…会ったことある、とかかな？」
『…え？』
「なんて！私の考えなだけだから気にしなくていいよ？ほらほら！卯月ちゃんが見てるから早く行こ」
楓ちゃんは私の肩を軽く叩き手を引いてクラスへ向かう
何でこの子はこんなに察しがいいのか
考えようと頭を傾げたところで「写真撮るって」と卯月の声がしたので大人しくクラス内へ足を踏み込んだ
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フューラー - ペチュニアってブラジルの言葉では《たばこ》って言う意味…エモエモやん (2020年5月16日 19時) (
レス) id: 141378911c (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - お願いします! (2019年12月1日 19時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 落ち葉さん» コメントありがとうございます！全員パターンも考えていますがとりあえず完結を目標に目指してきたいとおもっておりますので、ご了承ください！よろしくお願いします！ (2019年12月1日 19時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - オチが未定なのでしたら、全員のパターンを作ってくれないですか? (2019年12月1日 15時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - aityandao824さん» コメントありがとうございます、本日中に作成するのでもう少しお待ちください！よろしくお願いします！ (2019年12月1日 9時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
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