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聞き覚えがある、あるということは多分…
…いや、こんな店に来るのはあの中で私を含め三人だ
その付き添いで来ているのが鬱先生なら
「マンちゃんは何するん？オススメがええなあ」
「これが美味しいめう〜」
「じゃあコレで」
あぁ、だと思ったわ
目の前にいるのは鬱先生
そして前世で私とグルッペンと同様の甘党で口が達者な外交官、オスマン
茶色い頭でアシメ、そして毛先が少しくせっ毛なのも変わらない
彼等はクレープを待ちながらひたすらだべっていて
このまま時が過ぎればいいのに……と顔を俯けたまま私は気まずい空気に耐えていれば、店員さんが私を呼んだ
笑顔の素敵な店員さん、その少し離れた距離に二人が立っていた
あまりバレたくない
今日は新しいものに挑戦しようとしたけれど仕方なしと、私のいつも頼むやつを私は選択する
「いらっしゃいませ、御注文は『キャラメルダブルショコラアイス、チョコとホイップクリーム増量で』かしこまりました」
「えっ」
隣から驚いたような声が聞こえ、私はその方へ顔を向けた
違う、ダメじゃん向けたら！！！
反射で向けてしまった顔を元に戻して、私は財布を漁る
「あれー？なんや見た事のある顔やな」
「……」
『っ…』
ヤバいのでは？
不安が募る中
お金を支払い鬱先生とオスマンのクレープが作り終わりら手渡しされたすぐ後に私のクレープも出来上がる
店員さんが
「キャラメルダブルショコラアイス、ホイップクリーム増量のお客様」
と御丁寧に言ってくれたおかげで、オスマンと鬱先生は再びこちらを向いた
サッとクレープを受け取り逃げようとしたが、鬱先生が何かに気がついたのか「あぁ！」と声を出す
「シャオちゃんのお気に入りの子やな！」
「へぇ、噂で聞く女のコ」
『…ちょ…』
「なんや偶然やな、今暇？僕とお茶でもせえへん？」
『いや、あの』
行先に立たれてどうしようも無い
オスマンに関しては私のことめっちゃ見てくるんだけどなんなの？
大丈夫？私このままどうすればいい？
手にあるまだ暖かいクレープ食べたいんだけど？
オスマンがこちらに手を伸ばす、避けようとしたが彼はニッコリ笑って
「全く同じもの頼んでん、甘いもの好きなん？」
と私のクレープを指さした
間が開き
私はとりあえず頷く
この場から逃げる方法、それを探さなければ
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フューラー - ペチュニアってブラジルの言葉では《たばこ》って言う意味…エモエモやん (2020年5月16日 19時) (
レス) id: 141378911c (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - お願いします! (2019年12月1日 19時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 落ち葉さん» コメントありがとうございます！全員パターンも考えていますがとりあえず完結を目標に目指してきたいとおもっておりますので、ご了承ください！よろしくお願いします！ (2019年12月1日 19時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - オチが未定なのでしたら、全員のパターンを作ってくれないですか? (2019年12月1日 15時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - aityandao824さん» コメントありがとうございます、本日中に作成するのでもう少しお待ちください！よろしくお願いします！ (2019年12月1日 9時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
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