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you side
ショッピが私を連れてきた場所は、私達の住んでいる街が綺麗に見える所だった
なぜ彼が私を誘ったのか、薄々分かってはいた
忘れた方がいい。その言葉が、重くて辛くて
私とは今まで経験した量が違う
ショッピの目には絶望しかなかった
『…ショッピ、忘れた方がいいなんて嘘だよ』
「……」
『皆記憶が無いのも、わざとじゃない…ロボロもエーミールもシャオロンも…私のせいで沢山苦しい思いさせちゃったけど、思い出せて良かったって言ってくれるんだ』
目を瞑るショッピの隣へ
少し震えている彼の手を握り、私は再び口を開けた
『私、ショッピが記憶持っててくれて本当に嬉しかったよ？あのアロマオイルも、この景色も…ショッピが覚えてくれてなかったら多分二度と見れなかった…』
『でも、辛かったよね…寂しかったよね、誰も覚えてくれてないのは息が詰まるくらい本当に苦しい…私も知ってる』
「っ…」
『大先生やロボロに、初めまして。って言われた時さ、正直本当に苦しかった…でも』
泣いているショッピを見るのは初めてだ
繋いでいる手の力が少し強くなる
彼も多分、分かっているんだ
『皆変わってない、楽しそうに笑う姿も…話す姿も……誰も変わってない』
「っ俺は…！あの人達を…！」
『ショッピも、変わってないよ…何だかんだで皆想いなのも…ちゃんと頭で考えてるのも、心配になるくらい抱え込む癖も…』
「…なんで…っ思い出して、くれないんや……俺、あんなに頑張った…どうにかしようって……Aさんの事も、国の事も…忘れちゃあかんことばっかり、あの人達は忘れて…！」
後輩は、苦しんでいた
一人で沢山苦しんでいた
思い出せない方も、思い出させたい方も
記憶が無いのも、記憶があるのも
今の私達は苦しんで過ごすしかない
それでも逃げる事は、絶対にない
『私達は、記憶のある人間は…待つ事しか出来ない……でも待つ事が出来るのってこの世で私達しかいない…それってなんか特権じゃん』
「…Aさんらしい、考えやわ」
『無理矢理引き出すのは出来ないけど…一緒に待ってよう、皆が思い出すまで』
「…思い出してくれんかったら、Aさんを忘れたままだったら、どないするんですか」
そんな事、考えたくなかった
思い出してくれないのは、寂しいなあなんて…
ロボロやシャオロン、エーミールは運良くあの方向に進んでくれた
待ち続けるのにも、勇気がいりそうだ
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フューラー - ペチュニアってブラジルの言葉では《たばこ》って言う意味…エモエモやん (2020年5月16日 19時) (
レス) id: 141378911c (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - お願いします! (2019年12月1日 19時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 落ち葉さん» コメントありがとうございます！全員パターンも考えていますがとりあえず完結を目標に目指してきたいとおもっておりますので、ご了承ください！よろしくお願いします！ (2019年12月1日 19時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - オチが未定なのでしたら、全員のパターンを作ってくれないですか? (2019年12月1日 15時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - aityandao824さん» コメントありがとうございます、本日中に作成するのでもう少しお待ちください！よろしくお願いします！ (2019年12月1日 9時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
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