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「2人も心配してるやろ、みんなAが大切やからね」
『…うん』
「シャオロンがな、Aが怪我したからっつってどっか行きよるから」
「それを聞いたロボロさんが私の所に来たんですよ」
「だって1人で行けるわけないやん……！」
「…ていうか、Aさっきシャオロンの事……」
『しゃ、シャオちゃんって言いました』
そうだった
確実に変人として見られたに違いない
めっちゃ間が空いてたし
私の事ガン見してたし
5分程冷やして氷を取られ次はお茶を渡される
湯気が出ている湯呑みを口に持っていき喉に通す
「ペ神骨折れてる？」
「ん？コレ？折れてへんよ、ただ腫れがすごいから…捻挫かなー」
「文化祭前なのに大変ですね」
『大したことしないし、大丈夫大丈夫…！』
「全くホンマに反省しとる？」
グリグリと身長を縮めるように脳天を潰される
『ごめんってばー！』と頭を押えて3人を見れば何だか安心した顔をして笑っていた
……うん、私はこの顔が見たい
悲しい顔は、見たくないなあなんて
しんぺい神が私の足にシップと包帯を巻き
「明日から安静にな、体育禁止」と頭を小突いた
『はい』
「何かあったら呼んでな、クラス近いし！」
「ええですねお2人近くて…私も2年生になりたいわ」
「エミさん年上やからな、無理やな」
「そんな…」
「ふふ、ほらほら6限目始まるで2人早く行き」
「「はーい」」
エーミールが「また連絡します」と言い、ロボロは手を振って部屋を出る
静まり返る保健室
包帯を巻き終えたしんぺい神は椅子に座り靴下を差し出した
靴下を履きながら腫れた足のまま立てば多少痛むがそこまででもない
上履きを弛めて足を突っ込む
『ペ神ありがとう』
「うん、教室まで歩ける？」
『歩ける歩ける…』
「ホンマに？迎え兄さん呼ぶ？」
『だ、大丈夫だってば…』
「……わかった…家着いたら連絡してな、あと鳴り続ける携帯何とかしとき」
私のポッケが光り続けていて、慌てて開けば兄さんとひとらんからで
兄さんは無茶したら許さん。とシンプルなメール
ひとらんは放課後18時まで待ってろとのメール
こんなに過保護だったかこいつら…
ガックリ肩を落とす私にしんぺい神は満足そうに腕を組み
私は大人しく教室へ向かった
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りん - 私、この話読んでるときときどき泣いてました。そして100話！凄いですね (2020年3月11日 9時) (
レス) id: 2cbf0b2098 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - はちまるさん» 返信ありがとうございます。解釈があってるのか確認できて良かったです。作品大変面白かったです！更新楽しみにしてます (2019年12月24日 0時) (レス) id: d2182e9bad (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 茜さん» コメントありがとうございます、そうです。変換されてないとの報告を受けまして今修正しました、読みにくくて申し訳ありません……これからもよろしくお願いします (2019年12月23日 23時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - ゆうさん» 私事ですが占ツク初心者でして自身のミスであれば直したいのですが、(友人)(美女)等の表記につきましては、携帯の方では通常に表示されていると思うのですが明日以降も続くようであれば問い合わせをしたいと思っておりますので申し訳ありませんが暫くお待ち下さい (2019年11月26日 0時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 色んな所で名前変換されてないのはバグでしょうか？ (2019年11月25日 23時) (レス) id: d5b9dc2666 (このIDを非表示/違反報告)
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