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思い切り開かれた扉
その扉に驚いた鬱先生、ロボロ、シャオロン、エーミールがこちらを向いていて
私と卯月の登場に、目を丸めていた
「な、なんや驚いたわ……心臓飛び出るかと…」
「A、卯月さんどなんしたん？随分慌てて…びっくりしたわ」
「……卯月…？お前なんで泣いて…」
「待って下さい……卯月さん、その花は…」
「お願い、Aを……Aを守って…！！！！っお願い、お願い……っお願いだから…！！！！！」
私の手首を離した彼女は、崩れるように地面へ
大泣きしながら、みんなに頭を下げていて
後ろから来た、ゾムやコネシマ達が
「なんやなんや」とふざけていた声も、すぐに何かを察したように真剣な表情へ変わる
「…っ、A怪我はないか？」
『な、ない……けど』
ゾムが慌てて私に近寄り手や足を触ってくる
何も追いつかない
彼らは何故、ここまで…？
「ひとらんはどこや？1番守りとして安心やろ……コネシマはペ神と兄さんに連絡してくれ」
「俺ちょっとひとらん探してくる、場所わかるから…ついでに1年も連れてくるわ」
「トントン連絡ついた、すぐ来るって」
「オスマンはどこや」
「オスマンさんなら……」
みんなが顔色を変えて、それぞれ行動し始める
鬱先生が傍に来て無意識に私の服を掴み
それが何となく、私に向かってきている危険を知らせていて
……あの花
あの花が、もしかしなくても
『スノー……ドロップ…』
白くて綺麗な花
この花が
「A、今日は兄さんと帰るんや…ひとらんと3人でな」
『……う、うん』
「卯月さんも一緒に「ダメ……っ、私に何かしむけられてたら…」……せやな」
『卯月に何かあっても…「私は平気……A…あんただけは、私が守るから」…ありがとう』
毒もないこの花
綺麗な花なだけなのに
花言葉は、人をこう簡単に狂わせられる
……まるで、あの子のように
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ﾏﾓﾙ - 小説タイトル｢414｣が抜けてますよー (2020年1月27日 10時) (
レス) id: b586f5dcc3 (このIDを非表示/違反報告)
ラテラル - 自分の靴の上にスノードロップがあったら普通に怖いですよね。読んでいたらこの花が出て来てビックリしました (2020年1月26日 22時) (レス) id: a6f89088d1 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮 - じっくりと読んできましたが最高です。泣ける場面もあって…終わってほしくない！と思ってしまいます笑応援しております。頑張ってください！ (2020年1月26日 20時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
キアラ(プロフ) - 続きが気になるぅぅ!もう毎日！楽しみにしてます！もう通知が来たらはっ！転生しました｡か？って思ってすぐ占いツクールに来てしまいます笑とても面白いのでラストスパート頑張って下さい！ (2020年1月26日 10時) (レス) id: 9f6d02a74a (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 面白すぎて泣きそう色んな意味ですごいです！これからも楽しみにしてます！ (2020年1月20日 18時) (レス) id: 4d25c318a8 (このIDを非表示/違反報告)
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