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「グルッペンが告白されたァ？」
『ちょ、シッマ声でかい』
とある日の放課後
バレンタインも過ぎて、平和な日常へ
相変わらず生徒会の奴らは沢山の愛を貰っていたようで
私は裏庭の掃除を終わらせ帰宅しようとしていた所、部活終わりのコネシマと出くわした
「告白くらいあいつ何回もされとるやろ」
『そうなんだけどさ……いや…私にそれを報告してくる理由ってなんだろうなって……』
「嫉妬させたかったんちゃう？」
『えー、そんな事する奴じゃないでしょ』
2人で廊下を歩きながら、コネシマの忘れ物を取りに教室へ
「あったあった！」と笑いながら机の中から謎のノートを取り出し鞄へ突っ込んだ
そんな姿を見て笑い、コネシマは「シャオロンはもう帰ったんか？」と私に問い掛けてくる
外見る限り部活してる人はいない
『多分帰ったんじゃない？』
「つかAさ……」
『な、何』
「俺らにチョコないんか」
教室を出てコネシマの真顔が見える
こいつも欲しがる男だったか……？
なんて思いつつも
『甘いの嫌いだろお前』と言えば彼は
「それとこれはちゃうやろ！」なんて私の背中をバシバシ叩く
力加減って勉強してきて欲しい
『とりあえず女の子達から貰ったチョコをどうにか……して…』
コネシマと会話をしていた、ふと目を向けた先
私のセリフが途切れたのに気がついたコネシマが、不思議そうに私の視線の方向へ顔を向けて
下駄箱
チョコレートだろうか、可愛くラッピングされた箱を持った楓ちゃんが見えて、足が止まった
その対面にいるのは
「グルッペンさん、あの……」
……告白現場
それを見るのは卯月関係を抜けば2回目で
マズいと、足を後ろに下げようとすればコネシマが「逃げるんか？」と釘を刺してくる
逃げるとかじゃなくて、空気を読んでこの場を去るべきなのでは……
グルッペンがどんな返事をするのか、気にはなるけど
『…シッマ、行こう』
「いや、下駄箱はあっちやろ」
『……確かに、楓ちゃんの返事をするのを見たくないのは本音だけど…でも邪魔をするのは違うと思う』
「でもな」
『グルッペンの道を邪魔するのは、嫌だから』
コネシマの手を掴み少し離れたところへ隠れるようにしゃがんだ
あそこで邪魔をするのは、人として違う
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ﾏﾓﾙ - 小説タイトル｢414｣が抜けてますよー (2020年1月27日 10時) (
レス) id: b586f5dcc3 (このIDを非表示/違反報告)
ラテラル - 自分の靴の上にスノードロップがあったら普通に怖いですよね。読んでいたらこの花が出て来てビックリしました (2020年1月26日 22時) (レス) id: a6f89088d1 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮 - じっくりと読んできましたが最高です。泣ける場面もあって…終わってほしくない！と思ってしまいます笑応援しております。頑張ってください！ (2020年1月26日 20時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
キアラ(プロフ) - 続きが気になるぅぅ!もう毎日！楽しみにしてます！もう通知が来たらはっ！転生しました｡か？って思ってすぐ占いツクールに来てしまいます笑とても面白いのでラストスパート頑張って下さい！ (2020年1月26日 10時) (レス) id: 9f6d02a74a (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 面白すぎて泣きそう色んな意味ですごいです！これからも楽しみにしてます！ (2020年1月20日 18時) (レス) id: 4d25c318a8 (このIDを非表示/違反報告)
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