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トントンのしまった……という顔が見えたが、グルッペンは嬉しそうにこちらに寄ってきた
「Aさん、久しぶりやな」と大型犬のようなオーラにしっぽが見える気がする
グルッペンとは週一で紅茶を嗜む関係へ
大した話はしていない、ただ本当に世間話で
2人だとあれだからと、頼んではいないが必ず生徒会1人が交わる感じだ
ちなみに前回はエーミール
『久しぶり……でもないですけど』
「A、バイト終わったん？」
「トン氏邪魔や、話せへんやろ」
「グルさんはチョコでも買ってき」
「……む…そうだな」
トントンが店内を指さすと、グルッペンは大人しくお店の中へ
店長がグルッペンを指さしているのが見えたので、多分私を探している(仮定)のは本当に彼だったんだろう
「バイトお疲れ」
『ありがとう、トントン付き添い？』
「おん、グルさん毎日のようにここ通ってるみたいやけど……」
『私は不定期出勤だからね』
ふとトントンを見ると彼の手には大学の資料
『別の大学行くの？』と首を傾げれば彼は
「なわけあるかい」と笑った
「ひとらんが見てたやつ持ってきただけやで、あぁ因みに……みんなうちの大学やから安心し」
『へぇ……』
「Aは？」
『……別のところかな』
「………そうか…寂しくなるな」
彼らの隣に永遠にいることは不可能だ
今の私達は、将来があって
一人一人夢がある
……前世とは違って、リアルは残酷だなぁなんて思ってしまったり
「なぁA」
『ん？』
「明日バレンタインやけど」
『そうだね』
「もちろんあるよな」
『………………ない』
笑顔のトントンに笑顔で返せば
「なんでや！！」と頬を掴まれる
予想以上に暖かい手に驚いて、思わず彼の手の上から手を重ねて
『あったか！！！！！』と声を出せば彼は顔を赤くした
「……そういうの他の奴にやったらあかんからな」
『は？』
「つか冷たすぎやろ、ほら」
トントンは私の手を掴み自分のポッケの中に突っ込む
これこの間鬱先生にもやってもらったな…
なんてデジャヴを感じながらも、彼は歩き始めた
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ﾏﾓﾙ - 小説タイトル｢414｣が抜けてますよー (2020年1月27日 10時) (
レス) id: b586f5dcc3 (このIDを非表示/違反報告)
ラテラル - 自分の靴の上にスノードロップがあったら普通に怖いですよね。読んでいたらこの花が出て来てビックリしました (2020年1月26日 22時) (レス) id: a6f89088d1 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮 - じっくりと読んできましたが最高です。泣ける場面もあって…終わってほしくない！と思ってしまいます笑応援しております。頑張ってください！ (2020年1月26日 20時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
キアラ(プロフ) - 続きが気になるぅぅ!もう毎日！楽しみにしてます！もう通知が来たらはっ！転生しました｡か？って思ってすぐ占いツクールに来てしまいます笑とても面白いのでラストスパート頑張って下さい！ (2020年1月26日 10時) (レス) id: 9f6d02a74a (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 面白すぎて泣きそう色んな意味ですごいです！これからも楽しみにしてます！ (2020年1月20日 18時) (レス) id: 4d25c318a8 (このIDを非表示/違反報告)
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