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あの頃の私だったら
笑いながらロボロの告白を断って
断ったあともあの笑い合える関係は何も変わらずに時は進んでいくはずなんだろう
何を躊躇しているのだろうか
ロボロとの関係が崩れても、彼が無事ならいいじゃないか
私がごめんなさい
って一言手紙でも下駄箱に入れておけばそれで終わりなはずなんだ
それなのに、どうしてこんなにも……
こんなにも彼らとの関係を絶つことが恐怖なのだろうか
『…』
覚悟なんてとっくにしていたはずだった
苗を取り鉢に入れて土を盛る
軍手を取って小部屋を施錠し私は教室へ
未だにちちくり合う２人なんて目に止めず、紙にペンで殴り書き、走ってロボロの下駄箱に突っ込んだ
周りに人は居なかったが、彼がそもそもこれを見てくれるかなんて保証はない
それでも私は……
『17時30分、図書室の奥の部屋まで』
気合を入れて走り図書室へ
私には屋上侵入許可もらったよ！
なんて出来ないので……
確か図書室の奥の部屋は貸切に出来た気がする
そんな曖昧な気持ちで適当に書いてしまったが大丈夫だろうか
授業開始まで残り5分
ちょうど図書室の前で誰かが鍵を閉めている時で、顔も見ずに思いっ切り肩にバンッと手を乗せると、これまでにないビビり声が耳に入った
『今日の、17時30分、ロボロと話がしたい…奥の部屋空けておいてくれませんか』
「いった…え？えっ…？『奥の部屋、空けておいてくれませんか？？？？』あ……はい」
『ありがとうございます』
頭を下げて私は走って教室へ
彼の「凄い勢いやな…」という声は届かずに私は授業開始10秒前に無事辿り着き
クラスメイトの冷たい視線を5分ほど浴びる事になる
「A、張り切ってるところ悪いんだけどさ」
『何』
「靴下、泥まみれよ」
『……これは勲章』
「いや汚いだけ…まぁあんたがいいならいいけどさ…」
授業が全て終わり、私は即座に立ち上がり図書室へ
そういえば肩思いっきり叩いた人先生だったかな…それとも生徒かな……なんて考えながら扉を開ける
そこに居たのは見た事のある顔で、思わず私は目を見開いた
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はちまる(プロフ) - とりかきさん» コメントありがとうございます、そう言って貰えると書いてる人間としては本当に力になります……！最終回までどんどん更新していくので付いてきて頂ければ幸いです、これからもよろしくお願い致します！ (2019年11月19日 21時) (
レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 暁月姫さん» コメントありがとうございます！これからもどんどん更新していくので次回作もよろしくお願いします！ (2019年11月19日 21時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
とりかき - とても楽しく読ませていただきました！初めて夢小説にこんなに引き込まれました。感動しました！話の書き方とか、キャラの個性が出ていてとても読みやすかったです。最終回まで付いて行きますので更新無理せず頑張ってください。応援してます。 (2019年11月19日 21時) (レス) id: c7e9d6ff93 (このIDを非表示/違反報告)
暁月姫(プロフ) - 50話おめでとうございます！！この引っ張っていく？どうなるの！？どうするの！？って感じの書き方がとても好きです！これからも応援してます！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: a049619d12 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - まふゆさん» コメントありがとうございます！凄く励みになります……これからも作品共々よろしくお願いします！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
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