7夜 ページ9
貴方side
『んで任務内容はなによ』
「そんなに行きたいのか」
『ケーキ買いに……服買いに行きたいのよ。』
「………もうなにもいわないが、任務は簡単だ。ここら辺で取り仕切ってる奴らを
やってきてほしい。人数は10人ほどだ。」
簡単だろ、と無表情でいう。あ、元から無表情だったわ。
『ふん、簡単ね。この美しき私には楽勝すぎるわよ』
「行くまではギアッチョ。お前が運転しろ」
いつの間にかいたすぐ切れるメガネ男。
「はぁぁ?なんで俺がよォ」
命令だ、といえば押し黙るギアッチョ。
「ちっ、行くぞ。」
なにこいつ。てか、メローネ、なぜくっついてくる。
ギアッチョの車の後部座席に座り、足を組む。
「俺は助けねぇぞ」
『いらないわよ。助けなんて。甘いのはドルチェだけでいいわ。』
「ハッ、新入りが図に乗るんじゃねぇよ」
私をただの美女だと思ってると痛い目みるわよ。
にしても、メローネが静かだわ。
さっきの露出魔の件について反省してるのかしら。
『うーん!Aの足は綺麗だねぇ』
あ、違った。
『ちょっと足触らないでよ!』
ゲシゲシ、メローネを蹴ればベネ!と喜ぶメローネ。
『…………ほんと変態ね。』
「そんな顔をみつめないでくれよー」
『見つめるどころか殺意すら覚えるわ』
〈てめェら!うるせェぞォ!〉
〈一番うるさいのはあんたよ。〉
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帽子屋さん(プロフ) - 初めまして、小説拝見しました。暗殺チームいいですね!文作るのが苦手で作ってるのはイラスト集なのですが表現など確かに上手くて羨ましいです!更新楽しみにしてます! (2015年3月7日 8時) (レス) id: 5cd3c822d6 (このIDを非表示/違反報告)
独立 - 小説拝見させていただきました、夢主の性格がスゴく素敵ですね、あと、表現が上手い!続きが気になる作品ですねw私の作品だと夢主の「夢」が、、、という感じなんですよw; (2015年3月1日 2時) (レス) id: e5d437d538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ティアラ | 作成日時:2015年2月25日 0時