偽りの人生 1 リヴァイ兵長夢 (ページ16)

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質問ページ16

NOside

「はーい！質問！Aとリヴァイは親戚なの？」

Aは少し黙って言った。

「あぁ。そうだ。リヴァイは本家で私も本家だ。近くていとこぐらいだろう」

皆はぽかんとしていた。

「はい。俺も質問があります。なんでそんなに口が悪くなったんですか？貴族生まれならもっと丁寧な言葉遣いなんじゃないんですか？」

Aはため息をついた。

「なんなんだよ。リヴァイもエレンも。何故そう言葉遣いにこだわる？地下街でそんな言葉つかってたらおかしいだろ」

皆は少し納得できたようだ。

「俺にも質問させろ。なぜ駐屯兵団に落とされた時点で学ばなかった？兵長のままでいられただろ」

Aはイラついた顔をした。

「悪いか？国王も団長もバカだったんだ。バカを嘲って何が悪い？それに私は巨人を殺してみたかったしな」

皆は少し怯えたようだ。

「聞きたいことはこれでいいか？」

ハンジが立ち上がった。

「みんな！Aを笑わせようよ！さらに美女になったAを！さぁ、笑って。A」

Aは少し考え、俯いた。

そして顔を上げた。