私とリヴァイの恋物語 1 【リヴァイ兵長】 (ページ47)

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髪型ページ47

Aside

私たちは深夜にもかかわらずかなり騒がしかった。

今は私がペトラの髪を編み込んで、ハンジが私の髪を巻いている。

「Aってこんなことできるんだね。なんか意外」

ハンジが言った。

失礼な。

「イザベルに教わったから。できたよ」

ペトラは鏡を見に行った。

割と上出来かな。

「ありがとうございます！Aさんってすごいですね！」

ペトラが叫ぶように言った。

そしてペトラはハンジの髪をいじりにかかった。

私は笑って言った。

「ありがとう。ところでハンジ、まだなの？」

私が言うとハンジは小さく唸った。

私ってそんなにくせ毛？

「全然巻けないよ。A、これってわざとストレートにしてるの？」

何が言いたいのかよく分からない。

「してないけど。ただ梳かしてるだけだよ」

私が言うとペトラが声をあげた。

「それで何もしてないんですか？そんなにまっすぐでサラサラなのに？」

そう言ったペトラはハンジの髪を放した。

いつもの髪型をちょっと編み込んだ感じになっている。

「Aの髪、巻いてるんだけどすぐにまっすぐに戻っちゃうんだよ。まぁ緩くは巻けたけど」

ハンジはお手上げというように手を上げた。

私は鏡を見た。

「え？いや、これ十分でしょ？」

私の髪は緩く巻かれていた。

いいじゃん、これで。

「そう？もう少し巻きたかったんだけど。ある意味くせ毛だよね。ちょっとこっち向いてみてよ」

ハンジが言った。

話コロコロ変えないでよ。

私は2人の方を向いた。

「うん。私にしては上出来だね。ていうかAってなんでも似合う気がするよ」

ペトラはハンジの言葉に頷いた。

いやいや、なんでもはないでしょ。

みんなそのままの髪型でまた話し始めた。

今度はペトラの話になった。

オルオが好きらしい。

その話でまたかなり騒がしくなった。

すると突然、ドアがものすごい勢いで開いた。

そこに立っていたのは…