私とリヴァイの恋物語 1 【リヴァイ兵長】 (ページ4)

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返り討ちページ4

Aside

私はあれから一週間ぐらい経って、怪我がほぼ治った。

不安だけど、行くか。

私はリヴァイにその旨を伝えに行った。

「リヴァイ、あいつら叩きのめしてくるね」

行こうとすると手を掴まれた。

私は振り返った。

「俺も行く。1人じゃ返り討ちにあうだけだ」

リヴァイも付いてきてくれることになって少し安心した。

リヴァイって強いのかな？

私たちはゴロツキどもの隠れ家についた。

窓に近づくと話し声が聞こえる。

油断している今が殺り時だ。

私は下がって窓に向かって石を投げた。

その音に隠すようにしてドアを開ける。

窓に気をとられているうちに忍び寄り、1人仕留めた。

リヴァイも加勢してくれたおかげですぐに終わった。

「ありがとう、リヴァイ。あとは金を盗むだけ」

私は金庫に近づいて、銃を構えた。

この銃はこいつらから盗った。

銃で金庫を破壊する。

中にはかなりの大金。

私は持っていたバッグにそれを詰める。

その時、視界が変わった。

天井がある。

足元を見ると死んだと思っていたやつの1人が私の足首を血のついた手で掴んでいた。

汚い。

しかもそいつはナイフを持っている。

まずい。

刺される。

そう思って目をつぶった瞬間、私の足を掴んでいた手の力が抜けた。

「大丈夫か？」

リヴァイがとどめを刺してくれたようだ。

差し伸べられた手を取る。

「ありがとう。死ぬかと思った」

リヴァイはフッと笑う。

「そんだけじゃ死なねぇよ」

私たちは金品も奪ってそこを後にした。

なかなかの収穫だ。

それにししても、思ってたよりリヴァイが強かった。

私とどっちが強いかな？

まぁそんなことはいいや。

早くズボンを変えたくてしょうがない。

触られた部分だけ引きちぎろうか。

私は帰るとリヴァイがいることも忘れてすぐさま履き替えた。

「お前、前まで気にしてたくせになんなんだよ」

リヴァイが呆れたように言う。

「だって汚いでしょ？それにリヴァイは信用してるから。私が気にしてた理由は、前に着替え中に襲われかけちゃって。だからだよ」

リヴァイはため息をついた。

なんなんだよはこっちのセリフ！

「俺が襲わねぇとも限らないだろ」

私はそう言ったリヴァイを適当にあしらっておいた。

冗談だよね？

ていうか、どっちの襲うなの？

まぁその時はその時でいいや。