作戦開始 ページ6
Aside
私たち調査兵団は、作戦を開始した。
夜道を歩く。
目的地はシガンシナ区。
目的はウォール・マリア奪還、ならびにエレンの家の地下室内を調査すること。
目標達成は、簡単じゃない。
光る鉱石があるから夜道でも歩けるようになったし、エレンも硬質化の能力を手に入れ、新しい武器である雷槍もある。
だからといって、私たちは無敵なわけではないし、油断大敵だ。
でもきっと、最近憲兵団や駐屯兵団から流れ込んできた奴らには、分からないだろう。
巨人と戦ったこともない奴らには。
とにかく、私の任務はリヴァイの援護。
ただそれだけ。
私が女王だからそうしたのではない。
きっとその事は別として考えてくれた筈だ。
だってリヴァイの援護ということは、リヴァイに守られる立場じゃない。
リヴァイはきっと巨人がたくさんいるところとかに行かされる。
それに私もついていく。
普通なら女王にさせるような仕事じゃない。
でも私は女王でもあるけど兵士長補佐でもあるんだ。
私はその任務を全うする。
死ぬ気はさらさらないけど。
そんな時、旧市街地まで来た。
巨人に荒らされたままの家々。
無残に散らばっている瓦礫。
その向こうにそびえ立っている壁、ウォール・マリア。
私たちはヅラヴィンの号令で立体機動に移った。
エレンが誰かわからないようにするためにフードを被る。
私はスピードをセーブして飛んでいる。
敵は私のスピードが凄まじい事を知っている。
エレンじゃないとバレるとエレンが見つかる可能性が上がる。
それからしばらくして、シガンシナの外門を塞ぐことに成功した。
そして壁の周囲を捜索し始めた。
スピードをセーブすると私の場合、逆にガスを消費してしまう。
だからガスを補充していた。
補充を終え、再び装備したその時、声が聞こえた。
「ここだ！ここに空洞があるぞ！」
誰かが見つけたらしい。
私は壁から飛び降りてそっちへ向かった。
リヴァイも同時に動いた。
私はリヴァイに当たらないように細心の注意を払いながら刃を投げた。
見事、ライナーの脇腹に命中。
リヴァイもライナーを刺した。
でも、殺し損ねた。
巨人の力？
面倒だな。
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ＱＯＯ - めっちゃ面白かったです！！来月から進撃のアニメ3期が始まりますね！！この作品で最後なのかと思うと寂しいですけれどまた戻ってきてくれた時には顔を出すのでこれからも頑張ってください！！ (2018年6月25日 22時) (
レス) id: 5adcb33c47 (このIDを非表示/違反報告)
カシオペア(プロフ) - ありがとうございます！すっごく嬉しいです！！ご期待に添えるよう、精一杯頑張ります！！ (2017年11月3日 7時) (レス) id: 492a1da15b (このIDを非表示/違反報告)
ねこもふ(プロフ) - 素敵な作品ですね！これからも頑張ってください！応援してます！ (2017年11月2日 23時) (レス) id: 38ad666408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カシオペア | 作成日時：2017年10月28日 8時
