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ミットラス ページ49
リヴァイside
一瞬、Aが見えた。
その時、Aは何か言った。
でも聞こえない。
口の動きで考えると…
「ミッオラウ？」
言いにくい。
しかもこんなの聞いたことがない。
その時、横にいたクソメガネが声を上げた。
「ミットラス！王都だよ！Aは王都にいるんだ！」
俺は王都に向かった。
どうか、間に合ってくれ。
俺たちは捜索を開始した。
路地裏、人気のない建物。
隅々まで探したが、見つからない。
まさか、どこかの貴族の家に？
俺たちは憲兵に頼んで捜索させた。
結果、見つからなかった。
ただ、捜索を拒否したやつが一人いた。
Aはそこにいる。
俺はその屋敷の方に向かって、制止を振り切って中に入った。
部屋を回り、やっと見つけた。
でも、なんだ？
この状況は。
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作者名：カシオペア | 作成日時：2017年9月16日 8時
