もしもアベルとアテネが学校に行ったら(アベアテ)

12、部屋での出来事　その3 ページ12

現在、2人と1匹は、アベルの部屋ではゲームをしていた


ちょうどス⚫ブラをしているらしい


｢よーし、とりあえず、アテネは先に倒しておいて……｣


アベルが器用にキャラを操作していた


アテネのキャラが退場し、負けた。


｢あ……アベル!!先に倒すなんてひどいじゃない!!｣


｢ふふふ……このゲームでは、『殺すか 殺される』 かだ。
だから、アテネは殺される側に……ってメメ!!｣


｢アベルが油断するのが悪いんやで｣


続いて、アベルも退場し、まさかのメメの勝利となった


｢はぁ〜……っとそろそろ寝る時間やで｣


時計を見ると、もう針は12時をさしていた


(現実逃避するために、ゲームしたけど…)


結局、メメが居なくなり、今はアテネと二人っきり


｢さて……どうする?どちらがソファで寝るか｣


結局、自分の中ではソファかベットで寝るかで、決まっていた。


(何か間違いが起こったら、色々やばいからな)


ところで、疑問を持った人もいると思う


なぜ、ソファに行かないか?


答えは簡単。


リビングにあるソファは眠り心地が悪い上に、悪夢まで見るのだ。


……おかげで、どちらとも自分の過去を見てしまった。


だから、そうならないために、今日は作戦を考えておいた


それは………


｢ところで、アベル?…………なんでそこで寝てるの?｣


『先にベットに入れば、アテネが入ってこない作戦』だ。


さすがにアテネにも思春期というものもあるだろう


恥ずかしくて、入れないはず


剥がされない限りはこの作戦は完璧だ


しかし、その考えが甘い事だと、思い知らされた


｢ちなみに聞くけど、ベッドに入った場合、アベルは何もしてこないよね?｣


(まさか……ね？)


頷いて、とりあえず反応をうかがってみた。


すると……















アテネが布団に侵入してきた

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