私とオオカミくん４

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手を繋いで、光の世界を歩く時間は

本当に神秘的で幸せで。








光に照らされてる宏が

いつも以上にかっこよく輝いて見えた。






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「きれいだったな」



「うん！また来たいな・・」



「来年な」



「え？」



「ん？」



「や、なんでもない・・///」





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"来年"






その言葉だけで、

私はすごくすごく嬉しくなった。









来年もまた一緒に来れますように。






少しだけ後ろを振り向いて、

まだ輝き続ける光たちにお願いをした。






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その後、

せっかくだからって入った

少しリッチなレストラン。





ビュッフェ形式でクリスマス仕様の

素敵なお料理たちを２人でもぐもぐ。






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「うまかった〜！」



「宏、たくさん食べたね」



「Aは甘いもんばっかだったな」



「だって美味しかったんだもん」



「んなことしてたら太るぞ」



「なっ！・・余計なお世話です！！」



「ここらへんやばいんじゃね？」



ぷにって脇腹をつままれた。






「だあぁぁー！宏のばか！だめ！！」




最近寒くなってから自分でも

ちょっと丸くなってきたかもって

気にしてたのに・・！！






思わず宏から距離を取る。






「んふ、冗談だよ。

Aはもうちょい肉つけたほうがいい」



「え？」



「そのほうが食べがいがある」



ニヤリ。ってまたオオカミ顔。









「もー何言ってんの！///」



「んはははっ」









宏といるとこういうくだらない

やり取りでさえ愛おしい。







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「なあ、A」



「ん？」



「まだ時間大丈夫？」



「うん、大丈夫だよ？」



「実は俺も連れて

行きたいとこあんだよね」



「え？」





おし。って私の腕を

引っ張ってく宏。







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「え、え、ちょっと・・！」







強引に引っ張られるまま






行き着いた先は








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「ここって・・」





夏の思い出の場所だった。



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