私とオオカミくん４

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「―――――！？////」








待って待って待って。









周りに人いるのわかってますか！！！///









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「ちょ、ちょっと・・！///」



「なに」



「ま、わり・・、ひ、と・・！！///」








「お前が泣いてっからだろ」



「えっ・・？///」









「ほら、行くぞ」



わけも分からず

ただ顔を赤くするだけの私を

強引に連れて行く。






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「も、もう、宏ったら・・

「俺もよかった」









「え・・？」









「Aと一緒に来れて」









「宏・・」




さっむ！って、凍えてる宏の顔が

少しだけ赤くなってるような気がした。









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中にはいろいろと凝った

イルミネーションがあって





「わぁ〜きれい・・！」


「すげーな、これ」




その一つ一つに感動しちゃう。









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「あ！」


少し変わった

イルミネーションを見つけた私。





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「見て見て〜、宏」



「ん？」



「これ宏みたい」





私が指さしたのは

赤ずきんをイメージした

イルミネーション




・・の中の







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「何でオオカミなんだよ」



「ふふ、似てるよ？宏に」



「はぁ？」



意味わかんねーって、

少し呆れ気味の宏。






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「じゃあAは赤ずきんだな」



「え？何で？」




「ん？オオカミって

　赤ずきん食べるんだろ？」



にやり、って怪しげに笑った宏。









「・・・？」





ハッ






宏の言葉の意味に気づいた私は

途端に顔が熱くなって






「赤ずきんじゃないもん・・！///」



「なに想像してんだよ」



「ちが・・っ、///」



「Aのえっち〜」



「宏が悪いもん・・！！///」



「俺がオオカミとか

　言うからだろー？」






んふふって笑いながら

満足そうに私を見てくる姿は

ほんとにオオカミそのもので。







そんなオオカミさんに

夢中になってるのは

まぎれもない事実。



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